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 国際両備フェリーがこの夏、高松-小豆島・池田航路(香川県)で、新造フェリー「第十一こくさい丸」を就航させた。フェリーの新造は、同社の前身でもある国際フェリーの創業者、片山鹿之助氏の悲願だったという。片山氏は昨年11月に急逝。盟友として小豆島航路発展のために尽力してきた両備グループ代表で国際両備フェリーの小嶋光信社長(76)は、新造フェリーに特別な思いを抱く。「公共交通の救世主」とも呼ばれる小嶋社長にその思いを尋ねた。