東京オリンピック・パラリンピックの選手たちの間で、「寿司を食べたいのに食べられない」という不満があるらしい。海外オリンピック選手団コーディネーターの溝口紀子さん(バルセロナ五輪柔道銀メダリスト)は、フランスのテコンドー選手たちの静岡・清水での事前合宿の世話をした。
溝口「バブル方式で閉ざされた空間なので、選手たちにとって、食事がいちばんの息抜きなんですよね。とくに、お箸で食べる日本食をサプライズで出すと、とても喜ばれました。料理人はフレンチ・イタリアンのシェフなのですが、なんとかすき焼きや焼き鳥、天ぷらを作ってくれました」
長嶋一茂(スポーツキャスター)「食事はね、アスリートとしては生理的に一番大きいところですからね。とくに、日本に来たら、日本食を食べたいと海外選手は思うんですよ」