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イラン南部における革命防衛隊等の軍事演習は3日目を迎えたが、依然活発な演習が続いている模様のところ、al sharq al awsat  net は、革命防衛隊地上軍司令官の勇ましい発言を伝えています。
これも多分に核協議を見据えて、イスラエルが強硬姿勢を誇示していることに対する、神経戦の要素が強いのでしょうが、イランとイスラエルが肘付き合いをするのは誠にきな臭い話です。

記事から
いラン南部の革命防衛隊等の演習は3日目に入ったが、未だ活発に続行されている。
その機会に革命防衛隊地上部隊司令官は、イランの戦略の変更について、これまでの防衛主眼の戦略から、攻撃を主眼にする戦略に変わったと語った。
同司令官は、この戦略およびこれに伴う戦術の変更は、イランを取り巻く環境の変化に応じたものであるが、革命防衛隊等は如何なる命令をも迅速に実行する能力を有しているとした。
同司令官は革命防衛隊地上部隊はミサイルの他ドローンも多数有していて、敵がどこにいようともこれを攻撃できると強調した。
同司令官は、今次演習でもミサイルの他,肩撃ち式対ミサイルミサイル、対戦車ミサイルも使用したとした。
更に、同司令官はその他の武器も高度化を進めていて、T72戦車も大砲の他電子部品を更新し、T90と同等の能力を有するに至ったと強調した
https://aawsat.com/home/article/3374161/%C2%AB%D8%A7%D9%84%D8%AD%D8%B1%D8%B3%C2%BB-%D8%A7%D9%84%D8%A5%D9%8A%D8%B1%D8%A7%D9%86%D9%8A-%D9%8A%D9%83%D8%AB%D9%91%D9%81-%D8%AA%D8%AF%D8%B1%D9%8A%D8%A8%D8%A7%D8%AA%D9%87-%D8%B9%D9%84%D9%89-%D8%A7%D8%B3%D8%AA%D8%AE%D8%AF%D8%A7%D9%85-%D8%A7%D9%84%D9%85%D8%B3%D9%8A%D9%91%D8%B1%D8%A7%D8%AA
仮にイスラエルとイランが戦うこととなれば、イランにとって最も頼りになるのは中距離以上の射程の弾道ミサイルで、ドローンでは距離が遠すぎ、ましてイラン戦車がイスラエルのメルカバ戦車と戦うことはあまり考えられないが、革命防衛隊地上部隊司令官の発言は湾岸諸国やイラク等に対するけん制の意味もあるのであろうか?
いずれにしてもきな臭い話ではあります