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イヤホンやヘッドホンで音楽を聴きながら仕事や作業をしている場合、周囲の人から話しかけられても耳を塞いでいる状態では反応するのは難しいのではないでしょうか。

しかし、「Mu6 Ring」であればBGM的に音楽を聴きながら周囲の音も聴くことが可能です。

ということで、この記事では音楽も周囲の音も聴く事が可能なオープンイヤー型ワイヤレスヘッドセット「Mu6 Ring」をレビューしていきます。

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提供元:Genhigh

「Mu6 Ring」の概要

「Mu6 Ring」の概要

Mu6 Ring」は空気伝導式のオープンイヤー型のワイヤレスヘッドホン。

一見骨伝導式タイプのヘッドホンに見えますが、通常のイヤホン同様に音の伝達は空気を振動させる空気伝導式です。

骨伝導よりも使用時に違和感がすくなく、耳を塞がないオープンイヤー型なので周囲の音も取り込むことが可能。

カチューシャの様な見た目ですが先端部分を駆動させる事で見た目が格好いい耳掛けタイプにもなり男女問わず使用できるデザインとなっています。

  • 耳を塞がないので周囲の音を聴き取れる
  • 骨伝導よりも使用時の違和感が少ない
  • 男女問わず使用できるデザイン

「Mu6 Ring」のスペック

「Mu6 Ring」のスペック

商品名 「Mu6 Ring」
連続再生/連続通話時間 9時間
連続待受時間 200時間
バッテリー容量 200mAH
急速充電 非対応
接続 Bluetooth5.0
コーデック SBC/AAC
プロファイル A2DP/HFP/HSP/AVRCP
ドライバ 16mm
インピーダンス 20Ω
感度 112±3db
Bluetooth周波数帯域 20Hz-20000Hz
タイプ オープンイヤー型
通話ノイズキャンセリング 非対応
マルチペアリング 対応
マルチポイント接続 対応
インターフェイス microUSB/TypeB
防水性能 非対応
操作 物理ボタン
連携アプリ/イコライザ 無し
ワイヤレス充電 非対応
チップセット 不明
サイズ 157 ×121 ×20mm
重量 約35g
カラー ブラック
販売先 Amazon

音楽を聴くデバイスで重量が約35gと軽いのは結構なアドバンテージ。

身軽なのでスポーツをする際も使用可能ですが、防水性能がないので雨の日や水場のスポーツに使用は少し厳しいのが残念。

「Mu6 Ring」のデザインチェック

ここからは、「Mu6 Ring」のデザインをチェックしていきましょう!

使用時のイメージができる「外箱」

「Mu6 Ring」の外箱

男性が「Mu6 Ring」を装着した場面が印刷されているので、使用時のイメージが付きやすデザインの外箱となっています。

「Mu6 Ring」の内箱と中身

内箱は本体と同様の黒色のプラスチック製。

薄いですが硬さは適度にあり、「Mu6 Ring」はしっかりと固定された状態でおさまっています。

「同梱物」

「Mu6 Ring」の同梱物Mu6 Ring」の同梱物は以下の通り。

  • ヘッドホン本体×1
  • ポーチ
  • microUSB/TypeB充電ケーブル×1
  • 反射トリップシール
  • 説明書×1
  • 保証カード×1

説明書は日本語の表記もされているので安心。

ポーチが同梱されているので本体とケーブルもまとめて持ち運び可能です。

カチューシャの様な見た目の「本体」

「Mu6 Ring」の本体表

本体は全体的に黒を基調としていて、一見少し長めのカチューシャの様な見た目。

「Mu6 Ring」の本体上部

本体上部の内側にはゴムのような素材が滑り止めの役割をしているので落とす心配もなさそうです。

「Mu6 Ring」の本体右側
「Mu6 Ring」の本体左側

左右の内側にも同様の素材が使用された滑り止めの部分が存在するのでしっかりと本体を固定する事が可能。

「Mu6 Ring」の上部シール無し
「Mu6 Ring」の上部シール有り

本体上部の外側には同梱されている反射トリップシールを貼り付ける箇所があります。

反射トリップシールを貼り付ける事でちょっとしたアクセントにもなり、夜間のランニング時の安全性も上がりそうです。

11段階に調節可能な「スピーカー部分」

「Mu6 Ring」のスピーカー部分

本体先端のスピーカー部分は11段階に調節可能。

約100度くらいの調節が可能ですが、フレームの長さの調節が出来ると更に良かったですね。

ちなみにマイクは右側の内側に装着されています。

クオリティが低めな「ポーチ」

「Mu6 Ring」のポーチ開いた状態
「Mu6 Ring」のポーチ閉じた状態

ポーチが同梱されているのは有り難いですがクオリティは低めです。

手作り感が否めない感じで黒とオレンジ色の影響か何故かハロウィンを連想していまいました。

USB/TypeCにして欲しかった「インターフェイス」

「Mu6 Ring」のインターフェイス

本体右側にあるインターフェース部分はゴムの様な素材のキャップで閉じられており、開けるには少し強めに引っ張る必要があります。

最近ではUSB/TypeCが主流の製品が多いので、microUSB/TypeBを採用しているのは少し残念。

ポーチに入る丁度いい長さの「ケーブル」

「Mu6 Ring」のケーブル

ケーブルはmicroUSB/TypeB充電ケーブルのみ、高級感はありませんがポーチに入れるには丁度いい長さとなっていて付属で付いてくるケーブルとしては十分です。

赤色に点灯する「LEDランプ」

「Mu6 Ring」のLEDランプ

本体右側にはLEDが搭載されています。

充電時にはLEDが赤色に点灯し、色もしっかりと出るので視認性は良し。

説明書の記載に近い「重量」

「Mu6 Ring」の重量

実測では33g、説明書には約35gとされていたので大体記載どおり。

バッテリーを内蔵してこの重量なら全然許容できる範囲です。

「Mu6 Ring」の使い方

「Mu6 Ring」の使い方

デザインチェックの次は「Mu6 Ring」の使い方について解説していきます。

ペアリング方法

「Mu6 Ring」のペアリング方法

Mu6 Ring」をペアリングするにはまず、右側にある中央ボタン(電源ボタン)を5秒長押ししてペアリングモードに移行する必要があります。

ボタンを押した後に、ペアリングモードに以降していれば下の写真のようにR側のLED部分が赤色と青色の交互に点滅します。

「Mu6 Ring」の点灯赤
「Mu6 Ring」の点灯青

赤と青の点滅が確認できれば「Mu6 Ring」側での準備は完了です。

次にスマホ側でもペアリングの設定を行います。

Bluetoothのペアリングや接続できない時の解決方法を徹底解説!!

Androidのペアリング手順

Androidスマホのペアリング手順は以下の通りです。

  1. [Mu6 Ring]の中央ボタンを5秒長押ししてペアリングモードに移行
  2. [設定]を開く
  3. [Bluetooth]を選択
  4. [新しいデバイスとペア設定]を選択
  5. [Mu6 Ring]を選択
  6. [ペア設定をする]を選択
Androidの場合メーカによるカスタマイズで手順が若干異なる場合があります。

iPhoneのペリング手順

iPhoneを含むiOSデバイスのペアリング手順は以下の通り。

  1. [Mu6 Ring]の中央ボタンを5秒長押ししてペアリングモードに移行
  2. 本体[設定]
  3. [Bluetooth]をON
  4. [その他のデバイス]を選択
  5. [Mu6 Ring]を選択
  6. [ペア設定をする]を選択

操作方法

Mu6 Ring」は本体R側にある[右ボタン、中音ボタン(電源ボタン)、左ボタン]3つのボタンを使用することで全ての操作が可能です。

物理ボタンなのでボタンを押した際の手応えがありタッチーセンサーよりも操作ミスが起きにくく、ボタンも3つと少ないので役割を覚えてしまえば比較的簡単に操作可能となっています。

音楽再生関連の操作一覧

音楽を再生 / 一時停止 中央ボタンを1回押す
次の曲へ 右ボタンを長押し
前の曲へ 左ボタンを長押し
音量を上げる 右ボタンを1回押す
音量を下げる 左ボタンを1回押す

音楽操作関連の操作は曲の先送りと後戻し以外は1回押すだけなので直感的に利用できます。

通話や電源関連の操作一覧

電話に出る 中央ボタンを1回押す
電話を切る 中央ボタンを1回押す
着信を拒否する 中央ボタンを2妙長押し
電源を入れる 中央ボタンを2秒長押し
ペアリングモード 中央ボタンを5秒長押し
ペアリングの解除 デバイス側のBluetoothをOFFにする
音声アシスタント 中央ボタンを2回押す

ペアリングの解除以外は全て中央ボタンで行うので役割を少し覚えておく必要がありますが、基本的に電話を出るや切るは中央ボタン1回で行えるので不便はありません。

中央ボタン部分には[-]の様な出っ張りがつけられているので焦らず指で確認してから押しましょう。

また、着信拒否をする場合は念の為2秒以上押すと安全に操作可能です。

「Mu6 Ring」の音質

「Mu6 Ring」の音質

Mu6 Ring」は耳とスピーカーの位置によってだいぶ音質が変化してしまうので、音の聴こえ方が一番良いポジションを把握しましょう。

音質は中音と高音が強めで低音は弱めといった印象、思いのほかクリア感のある透き通った音質でぼやけた感じはありません。

また、オープンイヤー型なので音量を上げると音漏れしてしまいますが、音割れせずに耳の周りで音が響き包まれているような感覚にさせてくれます。

  • 音の聴こえ方が一番良いポジションを把握する
  • 中音と高音が強めで低音は弱め
  • クリア感のある透き通った音質

「Mu6 Ring」の使用感

「Mu6 Ring」の使用感

ここからは、「Mu6 Ring」の使用感をまとめていきます。

結論から言うと、「Mu6 Ring」はオープンイヤー型の骨伝導ワイヤレスヘッドセットの様に使用できる完成度の高い製品です。

使用時は骨伝導ワイヤレスヘッドセットよりも違和感が少なく、低音が弱いですが音質はクリア感のある透き通った音質を再現しています。

耳を塞がないので圧迫感を感じずに周囲の音も把握する事が可能。

通話音質は機械的な音質ですが、十分に会話できるレベルなので在宅ワーク時の使用にも相性のいい商品といえるでしょう。

メガネ無しならしっかりとフィットする「装着感」

Mu6 Ring」をメガネをしていない状態ではしっかりとフィットしてズレ落ちる心配もなく耳に痛みや疲れを感じる事もありませんでした。

しかし、メガネの上から「Mu6 Ring」を装着すると本体が浮いている状態で不安定になるので「Mu6 Ring」の上にメガネを掛ける感じに装着するか、スピーカー部分を折りたたまずにカチューシャの様にして使用すると良いでしょう。

カチューシャ状態にしても耳とスピーカーの位置がベストポジションであれば折りたたみ状態と同様に音は聴こえます。

少し遅い「接続速度と安定性」

電源を入れてから接続までが4~5秒と若干遅めですが気にする程ではありませんでした。

安定性は混雑している様な特殊な場所では試せていませんが、通常生活での利用では繋がらなくなるといった事はなかったので申し分なしです。

機械的な「通話音質」

通話音質は機械的な音質ですが十分に聞き取れます。

また、マイク部分を折り曲げた状態では風切り音が入りにくいですが、カチューシャ状態ではかなり風切り音が入ってしまうので通話時はマイク部分を折り曲げるか室内で使用することをおすすめします。

動画鑑賞では気にならない「遅延」

YouTubeで再生し音のズレや遅延を確認しましたが、動画鑑賞をするには全然気にならないレベルです。

とはいえ、音ゲーなどをプレイする場合はズレが出てしまうので有線を使用することにしましょう。

また、遅延などに影響するコーデックについて詳しく知りたい場合は[Bluetoothのコーデックの音質と確認方法を徹底解説!!]をご覧くださいませ。

「Mu6 Ring」がおすすめの人

「Mu6 Ring」がおすすめの人

Mu6 Ring」は音楽をBGM的に流しながら周囲の音も聞き取りたい人や耳を塞がずに開放感がある状態で音楽を楽しみたい人におすすめ。

低音が弱いですが中音と高音が強めでクリア感のある透き通った音質でBGM的に音楽を聴くには十分に利用でき、周囲の音を聴き取れるので話しかけられてもそのまま会話をする事が可能なので相性は良いでしょう。

また、耳を塞がないので蒸れや圧迫感もなく骨伝導のワイヤレスヘッドセットよりも違和感が少なく利用できます。

反面、低音が弱いため、EDMなど低音が強めの音楽を楽しみたい人や音量を上げた時に周囲への音漏れが気になる人は避けた方が良いでしょう。

とはいえ、BGM的に音楽を流す程度であれば音漏れも気にならない程度になりますし、マイク音質も十分に会話できるレベルなので在宅ワークでの使用目的でも購入するのもありのワイヤレスヘッドセットです。

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「Mu6 Ring」レビューのまとめ

見た目が骨伝導式タイプのヘッドホンの様に見えますが、中身は空気伝導式と少し面白いワイヤレスヘッドセットです。

面白いだけでなく、機能性や音質も十分で男女問わず使用できるデザインとなっているので気になる人はお試しで購入するのも有りです。

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