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ガレージの手作りはなかなかハードルが高い…と思っているそこのアナタ!まずは、ガレージよりも手軽なカーポートを作ってみるのはどうだろう。夏場の強烈な日差しを遮り、雨や雪から愛車を守ってくれる、こだわりの手作りカーポートを紹介!

 

トラスに組んで強度をアップ!雨水利用つきの単管パイプカーポート

超幅広な自転車置場&カーポート。見た目を考えて全体を黒色に塗装している

 

製作者Profile&カーポートDATA
安藤さん(51歳)/DIY歴…15年/製作期間…約30日/製作費用…約20万円/サイズ…幅8500×奥行5500・2700×高さ2500mm

 

自宅の駐車スペースが斜面ということで、市販のカーポートを立てることができなかったため、単管パイプで自作することにした安藤さん。特徴的なのはインターネットを参考に組んだという桁。柱をつなぐ横方向の2本のパイプ同士を、短いパイプを斜めに組み(トラス構造)強度を上げている。完成後には雨どいを取り付け、雨水利用も実施。これだけの屋根面積があると、一度雨が降ればかなりの量が取水でき、集めた水は洗車の仕上げや家庭菜園の水やりに役立っているそうだ。

桁のトラス部分。短いパイプを縦と斜め交互に細かく組んでいる

 

垂木には木材を使用。垂木クランプで固定

 

ポリカ波板の屋根。道路側に傾斜しているので、雪止め金具を取りつけている

 

基礎はコンクリート枡を2段重ねした型枠にセメントを流し込んで作った

 

雨水タンク。水が溜まりすぎると底から排水されるというオーバーフロー設計