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 羊の皮を被った狼――。そう評された日産“スカイラインGT-R”。車好きのおじさんにとって、その名は神話的ですらある。1990年代を代表する国産車である第2世代GT-Rは、複雑なメカニズムをメンテナンスする難しさゆえ、海外に輸出されることはほとんどなかった。そのため、欧米のファンにとっても、この車は垂涎の的だった。