オミクロン株の存在があるとはいえ、新型コロナウイルスについてはかなりのことがわかってきた、というのは一般的な共通認識だろう。ワクチンは開発され、治療法もある程度確立されたのは間違いない。が、そのわりには人によってスタンスは多種多様、というかむしろパンデミック初期よりも、新型コロナについての考え方には多くのバリエーションが生まれ、分断があちこちに生まれている状況だと言えるのではないか。WHO,政府、分科会、医師会、専門家会議等々、さまざまな「関係者」の権威が高まっているとは言いづらい。
なぜこのようになるのか。