2021年夏。巡り巡って、あのデッキシューズが再燃中です。特には80年代後半〜90年代初頭に起こった「渋カジ」ブームのアイコン的シューズ。ですが、いま直球で取り入れるのは恥ずかしいという方も多いのでは。
そこで、こんな一足はいかがでしょう? 同じく80、90年代を多感な時期に過ごした、高円寺『Lampa』のオーナー・遠山氏がセレクトした〈リプロダクションオブファウンド〉の一足です。
リプロダクションオブファウンドといえば、世界各国のミリタリーシューズを再現・復刻・アップデートするブランドですが、このモデルのネタとなったのはイタリア海軍のオフィサーシューズです。階級の高い役職向けの一足ということで(?)、上品な面持ち。
内訳はというと、アッパーには上質なイタリアンレザーを、ソールには衝撃吸収性に優れた2層構造の軍用ソールを採用しています。作りは同ブランドのスニーカー同様、スロバキアの軍用シューズを手掛けていた工場の熟練の職人によるもの。ハンドメイドゆえ、情趣に富んだ独特の雰囲気が感じられます。
この時期合わせるなら、当時憧れを抱いたプレッピーよろしくなポロシャツでしょうか。さらに襟を立てちゃったりなんかしちゃって、でもコスプレにならないのはこの一足を足元に選んでいるから。秋になったらぜひとも紺ブレを合わせたいですね。
ということで、この夏に履きたいデッキシューズ。こんな選択もアリじゃないでしょうか。気になる方は高円寺『Lampa』へどうぞ。
Lampa
住所:東京都杉並区高円寺南4丁目8−1
電話:03-3316-4030