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 1980年代は広告が脚光を浴びた時代だった。西武百貨店の「不思議、大好き。」や、サントリーローヤルの「ランボオ あんな男、ちょっといない。」など商品でなく、イメージを重視する表現がもてはやされた。コピーライターの糸井重里がNHKで若者向け番組「YOU」の司会をしたり、CMディレクターの川崎徹が「天才・たけしの元気が出るTV!!」にレギュラー出演したりしていたのも思い出す。広告から文化を論じる雑誌「広告批評」も注目を集めた。