2021年9月15日、皆大好きApple製品の発表会があり、新型iPhoneの発表を筆頭に新製品が続々と発表された。その中でも個人的に目を付けていたのが、『第9世代iPad』。いわゆる最も安いタイプのiPadである。そんなiPad(SIMフリー版)を、ワケあってわざわざビックカメラ店頭で予約をしてみた。
ちなみに発売日は2021年9月24日、予約日は2021年9月21日である。15日に発表があってそこから予約できるようになってはいたが、1週間近く経ってしまい、わずか3日前の予約に!
果たして発売日に手に入るのだろうか。無理だろうな…。
一番大きい理由としてはこれである。クレジットカードのポイント還元でJCBギフトカードが大量に手に入ったので、それを活用して購入したかったというのが一番の理由だ。このコロナ禍において、しかもネットショップ全盛の時代に実店舗に行くメリットは、実機が確認できたり支払い方法が柔軟なことぐらいしかない。店員に聞くまでもないものは特にそうだろう。
ビックカメラで買った理由はもう一つあり、当初は近所の量販店(そこそこでかい)で買うつもりだった。しかし店頭に行って予約をしたい旨を伝え、商品一覧を提示してもらうと、そこにはWi-Fiモデルしかおらず…。
聞いてみるとキャリアショップでしかCellularモデルは取り扱っていないらしい。
回線抱き合わせなんて話にならん。ということで、駆け込んだのがビックカメラであった。
全体として特に滞りなく予約はできた。ただ自分の行った店舗だけなのか分からないが、Apple製品の取扱いのあるフロアでは、SIMフリー版(Cellular版)は何故か予約を受け付けてもらえなかった。このため、総合レジを案内されたが、後ろに次々に客が並ぶ総合レジで予約の手続きをするのは、レジの占有時間が長い事もあって、後ろに申し訳ない気持ちになるからやめてほしいと思った。
予約にあたっては、入荷が未定だとかいろいろな注意事項が書かれた紙を見せられて同意するよう言われる。ビックカメラの話ではないが、iPad Proをキャリアショップで予約した人は、5月に予約した分がまだ行き渡っていないこともあるようで戦々恐々としながら同意する。
そして、予約するときに全額分支払いを行う必要があるので注意が必要だ。
これが一番のキモだったのだが、Appleストア(Appleストアは実店舗でも共通ギフトカードは不可)やネットショップでは、JCBギフトカードなどの金券類が使えない。しかし、ビックカメラの店頭であれば、通常ビックカメラで利用できる支払い方法は、どれも問題なく利用できると考えてよいだろう。
今回は5万円分をギフトカードで支払い、残額は溜まっていたポイントで支払った。現金持ち出しはゼロ円である。
支払いを終えるとレシートを貰い、レシートが受取時に必要になるということと、予約商品の手配ができたらSMSにより連絡するという事を伝えられる。先代iPad(第8世代)の時から欲しかったのだが、ずっとオンラインショップでは取り寄せ商品となっており、実店舗も時々見回ってはいたがどこも在庫はなかった。こんな品薄状態で正直、どれだけ待ったら手に入るのか見当もつかない状態である。
発売当日に受け取れることなど全く期待をしていなかったので驚きだったのだが、発売前日(9月23日)に、SMSを受信し、24日以降に店舗に来て貰えれば受け取れるという連絡が来る。第8世代のiPadの品薄を見ていると絶対無理だろうな…と思っていたが、そうでもないようだ。
結局のところ第8世代が枯渇しきっていたのは、半導体不足による部品供給不足による製造を諦めて、新製品の製造に回したためなのだろうか?
とはいえ、予約開始日に予約しなければ発売日に手に入らない!ということはなく、その後悶々と何か月も待ち続けることもなく無事に手に入れることができそうで嬉しい。24日は受け取りに行けないので、また都合の良い日に取りに行こうと思う。