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 自分が死んだ時にフォロワーに通知する個人運営のTwitterのbotサービスが、ひっそりと終了していたことが明らかになった。

 「desubot」は、1年ごとに送られてくるダイレクトメッセージに応答がなかった場合、あらかじめ登録してあった遺言をツイートしてくれるサービス。今春のリリース時にはTwitter上でおおいに話題になったサービスだが、7月30日に提供を終了していたことが明らかになった。作者氏によると、Twitter APIのアクセストークン失効により正常にツイートされない現象が確認されたほか、ダイレクトメッセージの通知に気付かずツイートされて混乱を与える恐れがあること、さらに今後のメンテナンスに自信がなく、その状態でサービスを続けるのは「利用者の方々に不誠実である」と考え、終了を決断したとしている。すでに登録済みデータは削除されており、大きな混乱はなかったようだが、この種のサービスに共通するサービスの継続性が、やはりネックになったと言えそうだ。