<p>小児がんや「AYA世代」患者の5年後生存率 種類別に初めて集計 | NHKニュース</p><p>小児がんや「AYA世代」患者の5年後生存率 種類別に初めて集計 #nhk_news</p><p>【NHK】全国の主ながん専門病院でがんと診断された人のデータをもとに、小児がんの患者や「AYA世代」と呼ばれる10代後半から30代…</p><p>今回の集計では、がんの診断から年数がたっている人のその後の生存率が「サバイバー生存率」として初めてまとめられ、生存率が低くなっている種類のがんでも、治療を乗り越えた人ではその後の生存率が高まる傾向があることがわかりました。 これまで出されてきた診断された時点からの生存率は、がんの種類によっては早期発見や治療が難しく低くなることがある一方、診断から年数がたった人の生存率は高くなる傾向があると考えられることから、国立がん研究センターは患者の生きる希望につながるのではないかとして、今回初めて、診断の1年後から4年後の時点からの生存率を分析しました。 それによりますと、例えば非小細胞肺がんの場合、2014年までの2年間に診断された人の▼診断から1年後の生存率は73.7%、▼3年後では54.8%、▼5年後では47.7%と年を追うごとに低くなっていました。 その一方で、▼診断から1年後の時点からさらに1年後の生存率は83.4%、▼診断から2年後の時点からでは89.1%、▼3年後の時点からでは92.5%、▼4年後の時点からでは94.1%と、診断から年数がたつほど、その1年後の生存率が上がっていました。 同様の傾向は、早期発見が難しいとされる、すい臓がんや食道がん、胆のうがんなどでも見られました。 国立がん研究センター院内がん登録分析室の奥山絢子 室長は「たとえ難治とされるがんでも、治療を乗り越えられた方はその後、長く生存する可能性が高まる傾向があると言える。治療に向き合っておられる患者さんに希望を持ってもらえるようなデータだと考えている」と話しています。 種類ごとの「サバイバー生存率」は</p>