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北ミサイルめぐり4か月ぶり日韓外相会談 非核化に向け連携で一致

 北朝鮮がミサイル発射実験を繰り返す中、日本と韓国の外相会談がおよそ4か月ぶりにニューヨークで行われました。北朝鮮の非核化に向け、連携することで一致しています。

茂木俊充外相
 「弾道ミサイル発射等を受けて、北朝鮮の完全な非核化に向けて日韓間で引き続き緊密に連携していくことで一致をしました」

 茂木外務大臣と韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相による会談は4か月ぶりで、30分間の予定を超えおよそ50分行われました。15日の北朝鮮による短距離弾道ミサイルの発射後は初めてです。

 茂木大臣は、北朝鮮による最近の核やミサイルの活動は地域や国際社会の平和と安定を脅かしていると指摘。両国で引き続き緊密に連携を取っていくことで合意したということです。

 また、元徴用工や慰安婦の問題について、茂木大臣はこれまでの日本の一貫した立場を改めて伝えた上で韓国側の適切な対応を求めましたが、鄭外相はこれまでの説明を繰り返し、進展はなかったものとみられます。