Appleは2021年秋に公開予定のiOS 15から、iOSデバイス上やiCloudに保存された画像をスキャンして「児童の性的搾取に関連するデータ(CSAM)」をハッシュによりチェックする仕組みを導入すると、2021年8月5日付で発表しました。Appleの発表に対しては社内外から「ユーザーのセキュリティとプライバシーを損なう」という反発の声が上がっていますが、Apple関連の情報サイトである9to5Macが確認したところ、Appleは2019年からすでにiCloudメールでCSAMコンテンツをスキャンしていたことが判明しています。