もっと詳しく

各地で行楽地を中心に人出増加 新規感染者はピークから減少続く

 祝日だったきのう、全国で発表された新型コロナの感染者は先週の同じ曜日と比べて2000人以上減りましたが、行楽地などで再び人出が増加しています。

 祝日のきのうの人出を平日だった先週の同じ曜日と比べると、▼京都の嵐山エリアでプラス69.8%、▼石川の金沢市片町でプラス90.6%、▼東京の高尾山でプラス58%、などと、行楽地を中心に人出の増加がみられました。一方、きのう全国で発表された感染者は3604人で、先週木曜日から2000人以上減っています。

国立国際医療研究センター 大曲貴夫医師
 「新規陽性者数の7日間平均ですが、第5波のピークから減少を続けています」

 先ほどから行われている東京都の感染状況を分析するモニタリング会議では、感染者数の減少は、ワクチン接種の加速や多くの都民や事業者が感染対策に取り組んだ結果との分析が示されました。ただ、感染拡大が懸念される冬に備え、感染者数をさらに減らす必要があると指摘しています。