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歴史ボイスドラマ『あと3分』山路和弘ら豪華声優陣コメント到着!

viviONは、オリジナルコンテンツレーベル「Catchy Stuck」より、現在好評配信中のボイス作品『あと3分』から声優陣のコメントを公開した。

『あと3分』は、山路和弘、小野友樹、高山みなみ、中尾隆聖、中田譲治、三木眞一郎が、武田信玄、北条時宗、ジャンヌ・ダルクなど歴史上の偉人たちの決断の瞬間を演じた歴史ボイスドラマ。

教科書に載るような誰でも知っているあの出来事、その当事者である偉人たちも頭の中で悩み、答えを探し、導き、決断し、行動した。彼らがどういう考えからその結論を導き出したのか、偉人たちが行動する3分前の頭の中を描いた作品、それが『あと3分』だ。

本作は「ZOWA」、「Spotify」にて好評配信中。

この度、作品にちなみ、出演キャストの「決断の瞬間に考えていたこと」についてのコメントが公開された。

■これまでにした大きな決断とはどんなものでしたか?

◆小野友樹:コメント

やっぱり声優を志す決断が大きい決断ですかね。

大学にも通わせてもらって、スポーツ系の大学だったのでサポートに回るだろうと思っていた両親の期待を裏切ることになってしまいました。でもまぁ正直プロにはなれないだろうというのは当時の自分でも思っていました。

でもなれるなれないじゃなくて、サッカーという目標がなくなってしまった時に、やっと見つけた自分をかけられるものが声優だったんです。

元々谷山さんに憧れて、というのはあったけど僕にとっての声優は夢が詰まっていました。当時、実際にやってみたり触れてみたらとても楽しかったし、これだったんだ! と思っていました。目指すだけでもいいから一生その道を歩んでいきたいといった決断をしていました。3分で言うとそういった想いでしたね。

◆中尾隆聖:コメント

いつも決断ですよね。でも大きなと言えば30後半で家を買う、という決断ですかね。そもそもそんなもの買える訳ないだろうという想いでした。当時私らのような仕事だと銀行さんも相手にしてくれないだろうというのもあってね。

でも実際には借りられたんだけど、もともと嫌だったんですよね。決まった仕事ではないし、それを背負ったことによってやりたくない仕事をすることになるのは嫌でした。

貸してもらったんだから、それを守ろうとどうしても考えがちだったんですけど、そこで妻から江戸弁で「払えなければ売っちまえばいいんだよ」みたいに言われて「あ、そうか」とすごい楽になって、じゃあいいよ! とすぐ決断することができました(笑)。

それに「命までは取られない」とよく妻が口にするので、それ以来自分もそう考えることで良い意味で心が軽くなりました。

◆三木眞一郎:コメント

所属している事務所のオーディションを受けたときですかね。

事務所のオーディションに受かると入所式があるんですが、当時、仲間の芝居に呼ばれていて、芝居の本番日と事務所の入所式のスケジュールが重なってたんですよ。

オーディションの場で「君、受かったらどうするの?」「うちの入所式と舞台の本番どっちをとるの?」って言われて、「舞台に決まってるじゃないですか」って言い切りました。そしたら受かってました(笑)

そこで舞台を蹴って入所式に行くって言ってたら、また全然違う話になってたでしょうし、日和らなくて良かった。

その質問は、事務所の先輩にあたる辻村真人さんからだったのですが、「そりゃもちろん舞台ですよ」って強めの言い方をしたのもあって、以来、印象が良くなかったらしいです(笑)

懐かしいなぁ、事務所が目黒にあった30年以上前の話です。

>>>メインビジュアル、キャスト写真を見る(写真7点)

(C) viviON, inc. / ZOWA / CatchyStuck /

■最近した決断はなにかありますか?

◆山路和弘:コメント

少し前に猫を飼った時の決断の話なんですけど。

コロナ自粛中に寂しくて猫を1匹飼うと妻が言い出して、ブリーダーさんのところまで行って雄の猫を飼いました。

妻がケージを買うのでペットショップに行った時に、かわいい雌の猫がいたという連絡が。俺は選択肢を広げるんじゃないと話したんですけど、その後、餌を買いにそのショップに行った際に、「この子なの」と渡されて。。。

もう心が揺らいでしまって揺らいでしまって、おいこの子はどうするんだ! って(笑)

結局俺が飼う! と言ってしまいましたよ。

おかげでとても賑やかで楽しい日々です。

◆高山みなみ:コメント

偉人たちの決断とは全く比べ物にならない些細なことで申し訳ないのですが、最近、「ちょっとばかり値の張る健康器具を買う」という決断をしました。って、決断というほどのことかなぁ(笑)

コロナ禍で外出や運動の機会も少なくなりましたからね。外出時はなるべく歩くようにはしていますが、もう一段レベルアップしたいなと思って購入を決めました。

筋肉にアプローチしてくれるもので、就寝前のルーティーンに入っています。なんとなく足が軽くなって、運びが早くなった気がしますね。

この決断には3分もかかりませんでした。私決めるのは早いので(笑)。

◆中田譲治:コメント

たまにはいいか、と思ってちょっと欲しかったノイズキャンセリングのワイヤレスヘッドホンを買うと決めたことですかね。

でも今ヘッドホンってワイヤレスやノイズキャンセリングとかもあって結構高いじゃないですか。ぼくは結構優柔武断で石橋をたたいて渡るので、例えば仕事の場合でもコツコツ納得できるまで地道にやるんです。

物を買うにも、自分でいろいろ調べて、迷うんですよ。「使い勝手はどうなんだ?」、「バッテリーの持ち時間はどのくらいだろう?」、「故障の時の対応は?」とか、女々しいくらい考えます(笑)。

ほんとに3分前、直前まで迷うタイプです。でも、直前になるとそれまでの迷いがプツと途切れて、「やるしかない」って気持ちになります。

『あと3分』という作品もそうですが、決断の直前にはすごく「その人らしさ」が出るなと思っていて、その意味でこの企画は面白いなぁ、と思いました。

(C) viviON, inc. / ZOWA / CatchyStuck /