『ポケモンユナイト』の2021年10月20日バランス調整アップデートでは、野生のポケモン「ロトム」にもかなり調整が入っています。
これまでは「カジリガメ後に一応は倒しておくか……」くらいの存在感だったロトムですが、これからはけっこう注目されるようになるかも?
◆ロトムのアップデート内容
まず、ロトムを倒したあと相手ゴールに向かう際の移動速度・HP・攻撃が上昇しています。これまで相手の第1ゴールに到着するまで妨害なしで約6秒かかっていましたが、アプデ後は約5秒になりました。
また、ゴールエリア故障の時間も14秒から24秒に増加。ロトムがゴールエリアを壊しやすく、さらに時間猶予のおかげでゴールをかなり決めやすくなったわけです。
◆カジリガメより優先されるか?
しかし、問題は「調整されたけど、やっぱりカジリガメのおまけにならないか?」という部分です。ロトムはカジリガメと同時に出現しますが、倒した際のメリットが大きいカジリガメのほうが注目されやすいという状況に変化はありません。
そもそもの話、上ルートを破壊するメリットもあまり大きくありません。よりスコアを稼ぐ場合はラストスパートまで第1ゴールを残すのも手ですし、第1ゴールを破壊すると相手が経験値を稼ぎやすくなるというデメリットも。
とはいえ、同時に行われたサンダーの調整がポイントです。サンダーを倒した際に手に入るエオスエナジーが減ったため、先にスコアを稼いでおくと、もしサンダーを取られても逆転の可能性を減らすことができます。
相手チームにだけヨクバリスがいてサンダーをとるのが難しくなりそうな場合、ロトムで中盤にスコアを稼いでおくのもアリかも。今回のアプデではそんな選択肢が増えたといえそうです。