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記者会見するブリンケン米国務長官=23日、ニューヨーク(共同)

 【ワシントン、パリ共同】ブリンケン米国務長官とフランスのルドリアン外相は23日、ニューヨークで会談し、オーストラリアの潜水艦導入計画を巡り悪化した米仏関係の修復に向けて今後の協議方法などを話し合った。ルドリアン氏は「危機脱却には時間がかかり(具体的な)行為が求められる」と指摘した。米国務省とフランス外務省が発表した。

 中国をにらんだ米英豪3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」創設に伴い、オーストラリアはフランスとの潜水艦共同開発計画を破棄し、米英の支援で原子力潜水艦を導入することを決定。フランスは「同盟間の信頼が崩された」と猛反発していた。