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 新型コロナウイルス感染「第6波」への備えが求められる中、冬場の流行を見据えたインフルエンザの予防接種が始まった。ただ、今シーズンはコロナ禍でインフルワクチンの供給に遅れが生じ、医療現場に影響が出ているという。インフル患者は年間1千万人を超えることも珍しくないが、昨年は約1万4千人と激減。懸念されたコロナとの同時流行は杞憂(きゆう)に終わった。なぜインフルの感染者は激減したのか。今季は一転して同時流行する可能性はあるのか。専門家に聞いた。