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47gの超軽量マウス「Finalmouse Ultralight 2 – CAPE TOWN」を購入したので早速レビューしていこうと思います。前作のAir58との比較もしているので是非参考にしてください。

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Finalmouse UL2 CAPE TOWNの主な特徴

このマウスの一番の特徴は間違いなく47gという軽さでしょう。まさか50gを切ってくるマウスが出てくるとは思いもしませんでした。主なスペックは下の表にまとめています。

形状 左右対称
重量 47g
センサー PMW3360
ポーリングレート 500Hz固定
DPI 400/800/1600/3200
ケーブル ファントムコ―ド
前作のFinalmouse Air58 Ninjaと同じくポーリングレートは500Hz固定

無理やり1000hzに変更する方法もあるので、気になる方は試してみるのもいいかもしれません。やり方は、以前紹介したAir58の記事の後半(こちらをクリック)で解説しています。

INFINITYSKINで様々な形を再現可能に

INFINITYSKIN

「INFINITYSKIN」という耐久性と防汚性に優れたシートが4枚×3セットあり、1万3千以上もの形を再現できます。前作のAir58の形も再現可能です。

とはいえ、実際に使用する場合はサイドに2枚貼るパターンが一番無難な気がします。このシートは滑り止めの役割も果たしていて、手汗をかきやすい方は是非使ってみてください。

Finalmouse UL2 CAPE TOWNを使うメリットとは

Finalmouse UL2 CAPE TOWNの箱

「Finalmouse UL2 CAPE TOWN」はこんな感じのおしゃれな箱に入っていました。もう箱に入っている段階から軽さが伝わってきて期待が高まるばかりです。

それでは早速レビューしていきたいと思います。

コンパクトな形状でつまみ持ちとの相性が抜群

左右対称でコンパクトなので、手の小さい方でも馴染みやすい設計になっています。特に指先だけでマウスを操作するつまみ持ちとの相性が良く、精密なコントロールが可能です。

よりコンパクト+軽量したことによって、指先だけの細かい操作が必要になるような場面でのパフォーマンスが明らかに向上しました。Finalmouseの公式ツイッターでもつまみ持ちを試してみて欲しいとツイートされているほどです。

 
ということは、かぶせ持ちやつかみ持ちとの相性は悪いの?
 
確かにそのままだと相性は良くないかもしれません。そこで「INFINITYSKIN」の出番です!

マウスを自分の持ちやすいスタイルで持ってみて、「ここにもう少し幅が欲しい」や「ここの隙間が気になる」といった部分を見つけて、ペタペタと貼っていくだけで自分にぴったりな形状のマウスができてしまいます

とはいえ、シートを貼るだけで最適な形状を作るのは難しいかもしれません。やはり、カスタムしないでつまみ持ちをするのが最適なのではというのが本音です。

結論:つまみ持ちに慣れたほうがはやい

改良が重ねられた最高のソール

今回、個人的に一番気に入ったのがこのソール部分です。

従来までのFinalmouse(UL1以降)では、ソール部分の設計のせいで操作の際に謎の引っ掛かりがあり、ソールを交換するなり底面を削るなりしないとまとも操作できない状況でした。

しかし、今回のUL2 CAPE TOWNでは、新たなカッティング技術のおかげで引っ掛かりが改善されており、かなり滑りやすいソールになっています。

滑りと止めやすさのバランスは、Hyperglideのソールにかなり近いです。

従来のFinalmouse(UL1以降)よりソールサイズが小さくなっているので、他のFinalmouseの交換用ソールとは互換性がないので注意です。

ファントムコードは従来と同じ使用感

ファントムコ―ド

ファントムコードの使用感は従来のものとほとんど変わりませんでした。コード自体は従来よりも細く軽く変更されているものの、肝心の硬さの部分が変わっておらず、使用感による違いはほとんど感じられませんでした。

とはいえ、普通のコードより柔らかくて優秀なのは間違いないので、パラコード換装をしている人や無線マウスを使っていた人でない限り、あまり気にならないと思います。

軽いメインクリックとホイール・サイドボタン

Finalmouse UL2 CAPE TOWNのホイール

メインスイッチのクリック感は軽めで跳ね返りが強く、高速タップもしやすい文句なしの性能でした。前作のAir58と比較しても明らかにクリックしやすかったです。

ホイールクリックは軽めで押しやすい印象でした。ただ、ホイールを回した時の引っ掛かり部分の抵抗が小さいので、ホイールクリックを多用する人は誤爆しやすいかもしれません。

サイドボタンはかなり外側に突き出ているので誤爆の心配はいらなそうです。INFINITYSKINを左側面に貼りすぎるとサイドボタンが押しづらくなるということだけ注意です。

センサーは安定のPMW3360で正確性に問題なし

センサーは前作同様PMW3360で変わらず。MouseTesterでDPI「400/800/1600/3200」それぞれ測定したところどのDPIでも安定した挙動が見られました。センサー性能には文句なしです。ポーリングレートが500Hzで固定なのが少し残念ですね。

Finalmouse Air58 Ninjaからの変更点

Finalmouse Air58 NinjaとUL2 CAPE TOWN
  • 11gの軽量化+サイズがよりコンパクトに
  • INFINITYSKINで様々な形が再現可能に
  • ファントムコ―ドがより細く軽く変更
  • ソールが改良されて引っ掛かりがなくなった

個人的に最も嬉しかった変更はソールの改良ですね。以前のFinalmouseの弱点であったソールの引っ掛かりが完全になくなっています。

また、コンパクトになったことでよりつまみ持ちに適したマウスになりました。他マウスと比較してもかなり小さめの部類でしょう。

サイズ比較:Air58 / UL2 CAPE TOWN / G PRO WL

Finalmouse Ultralight 2 CAPE TOWNの総評

以前のFinalmouseにあった弱点を克服したことで、誰にでもおすすめできる完成度の高いゲーミングマウスになったと思います。軽量マウス好きの方は是非使用してみてほしいです。

47g他のマウスより30~40gほど軽いので慣れるまでに時間がかかるとは思いますが、慣れてしまえばマウスと手が一体化したかのような操作感が得られます

また後日ふもっふのお店で入荷される予定とのことなので、気になった方は購入してみてはいかがでしょうか。

Finalmouse Ultralight 2 – CAPE TOWN

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2019/08/23 11:33:28