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 新生銀行は24日、SBIホールディングスによるTOB(株式公開買い付け)に対抗する買収防衛策を取り下げると発表した。防衛策発動を諮る25日の臨時株主総会は中止し、SBIが提案する取締役候補を受け入れる方針も明らかにした。防衛策は2割の議決権を握る政府が反対方針を固めたことで既に否決される見通しだったが、取り下げを受けて新生銀がSBI傘下に入る公算が大きくなった。