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マネー収縮に備えを 

 ――投資環境という点で、今年と来年の違いは何ですか。

 「世界の中央銀行は景気の悪化を防ぐために、歴史的な規模でマネーを供給してきた。だが『人為的な流動性の海』が来年のどこか、遅くとも2016年には収縮し始める。これが今年までとの最大の違いだ」

2014/12/24日本経済新聞より引用

米国の投資家、ジム・ロジャーズ氏は日経のインタビューに応えて、世界経済の展望に悲観的な意見を述べています。日経では、多少婉曲的な表現ですが、同氏は某経済誌では、もっとはっきりと、「2020年までのいつか、多分、2016年か2017年に世界経済は破綻する」旨の予測を述べています。

破綻説には、数多くの書籍が出版されていますので、ここでは詳細を述べませんが、不動産投資家としては、こういった意見も「トンデモ」話しとして一笑にふすだけでなく、「備え」を考えておく必要があると思います。