株式会社ギークピクチュアズは、ギークコミュニティ各社で取り組んでいるプロジェクト「NEXT G」で提供している「デジタル・リアリティ・ロケーション」に、新エリアとして銀座四丁目交差点のサービスを追加した。
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■「NEXT G」とは
「NEXT G」は、グループ会社を含めたギークコミュニティ各社で取り組んでいるAIやデジタル領域における施策をさらに注力させることを目的として、それらを集約させたプロジェクト。「NEXT G」の”G”には社名の頭文字のほか、”Generate(生み出す)”や”Global(世界的)”、”Generation(世代)”など、同社の信念を表現する言葉を包含している。急速に進む時代のながれの中で、さらにその先を行く次世代型プロジェクトを自ら開発し、それらを多くのクリエイティブの場に提供することで、映像分野はもちろん、より広い領域での利活用を目指しているという。
2021年2月に、「NEXT G」の第1弾プロジェクトとして、実在の場所を360°CGで再現した「デジタル・リアリティ・ロケーション」をギークコミュニティで関連会社である株式会社ビジュアルマントウキョーと共同開発し、サービスを開始した。撮影困難な場所において自由度の高いクリエイティブが実現可能だ。サービス開始当初は、渋谷のスクランブル交差点周辺エリアのみのメニューとなっていたが、この度、新エリアとして銀座四丁目交差点が追加された。
■「デジタル・リアリティ・ロケーション」とは
街角や観光スポットなど、実在の場所を完全な360°CGで再現したデータを、利用者の要望に合わせて加工・合成等編集し提供する。実在の場所を3Dスキャンし収集された点群データを元に再現されたリアルな360°CGは、実際の場所で撮影したのと同等のクオリティを提供することができ、実写作品のみならずゲームやアニメーションの制作にも活用できる。サービスの開始にあたり、2020年6月より点群データなどの必要データの計測をスタートさせ、2021年1月より渋谷のスクランブル交差点、2021年11月より銀座四丁目交差点のサービス提供を開始。今後も新宿歌舞伎町など都内の名所を中心とした全国のロケーションのほか、架空の世界などの創造性のあるロケーションを提供していく予定。
デジタル・リアリティ・ロケーションにより以下を実現する。
・撮影が困難だったロケーションでの思い通りのクリエイティブ
・自由自在なカメラワークとアングル
・CG制作工数削減による制作時間の短縮