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何よりも「できたて」が美味しい。
これを否と言う人はいないのではないでしょうか?

実はビールの世界には、「ビールは醸造所の煙突が見えるところで飲め」というドイツの古諺(こげん)が存在するくらい、鮮度管理は非常に重要なファクターです。工場見学に行ったことある方なら、うんうんと頷いてくれるはず。筆者も工場でつくりたてのビールを頂いたことがありますが、あの味を飲めるなら「何度、通ってもいい!」と思える感動に心満たされたのを覚えています。
 
「あの工場つくりたての1杯をお家で飲めたら最高…!」なのですが、なんとその夢を目指して「キリン ホームタップ」が開発されたというのだから、その真意を確かめずにはいられませんよね!?

「工場つくりたてのビールのおいしさ」をいかにして届けているのか、その秘密を取材しました。

取材・文=くっくショーヘイ(佐藤翔平)
4000種以上のビールをティスティング。10以上の酒類関連資格と調理経験を活かし、フードペアリングに関する執筆を行う。(一社)日本ビアジャーナリスト協会に投稿している記事もご一読ください。
心を打たれた「工場つくりたての生ビールの味」

そもそも、「工場つくりたて」のビールが、なぜうまいと言われているのでしょうか?

実は、ビールというお酒は非常にデリケートで、熱や光、酸素といった影響を受けて味わいが変化しやすいのです。現在は原料や製法の見直し、流通管理などの取り組みにより、日本中どこにいても美味しいビールを頂ける世の中になった訳ですが、それでも「工場つくりたてがうまい!」と評価される所以はココにあります。

筆者も以前「キリン一番搾り おいしさの秘密発見ツアー」という工場見学に参加して身をもって経験しました。「キリン 一番搾り生ビール」の要である一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べ、数々の巨大な工場設備を間近で見学できただけでも有頂天でしたが、やはりビール好きとしてたまらないのが、見学終わりのビールテイスティング!

天海さんのTVCMでも話題ですよね。工場つくりたての「キリン 一番搾り生ビール」や「一番搾り<黒生>」を飲んで瑞々しい味わいに心打たれました(この感動はやはり直接体験していただきたいですね!)。

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「工場つくりたてのビールのおいしさ」をご自宅にもお届けしたいという想いで開発されたのが「キリン ホームタップ」というのですから、これは試さない訳にはいかない…! しかし、なぜ「工場つくりたてのおいしさ」を家まで届けるのが可能なのか…、気になった私は直接開発者の方に聞いてみることにしました。

開発者がこだわりぬいた、徹底した配慮で届けられる「工場つくりたての生ビールのおいしさ」

今回は、「キリン ホームタップ」の開発に関わった方々に直接その秘密や魅力をお伺いするチャンスをいただきました。


キリンホールディングス株式会社R&D本部 パッケージイノベーション研究所 什器開発グループ 主任研究員 平石和弘さん(左)・研究員 松井知彰さん(右)

サーバーおよび容器資材開発を担当された平石さんと松井さんによると、新鮮さを維持する秘密の1つは、ビールが入っている「容器」にあるそうなんです。あの丸みを帯びた愛らしいペットボトル容器はただの容器じゃなく、「DLCコーティング(Diamond-Like Carbonの略)」というナノレベルの薄膜を施した容器だそう。このコーティングを採用することで、ビールの天敵である「酸素」の透過を防ぐというのです。

ナノレベルの薄膜を施したペットボトル容器でビールの天敵である「酸素」の透過を防いでいる

通常のペットボトルでは1〜2日でビールの劣化が始まるそうなのですが、この独自の特殊コーティング技術は、缶などの金属容器に匹敵するほど酸素の透過を抑制でき、特許も取得している優れモノだそうです。それでいて軽量なんて画期的です! 

専用の容器にこだわりのビールを注いでパッケージングをする

「工場つくりたてのビールのおいしさ」が自宅に届きそのおいしさを最大限に引き出すために、サーバーにも秘密があるそうです。

例えばビールサーバーの注ぎ出し速度。きめ細やかな泡の質はもちろん、ご自身でゆっくり注いで楽しんでもらいたいという意味合いも込めて、ノズルやバルブの試作を数十回と繰り返したそうです。また、温度もビールに適した液温5℃程度で注がれるように設計されているというのです。

試作を繰り返し、ビールに適した液温で注ぐことを実現した

まだまだ鮮度を維持するおいしさの秘密は止まりません。しっかりとした段ボールの梱包で劣化の原因である「光」を遮断しています。ビールも月2回に分けて2週間ごとの配送スケジュールを設定しなるべく「工場つくりたてのビールのおいしさ」をお届けできるようにしているとのことです。

「工場つくりたてのビールのおいしさ」を届けるため、配送にまで配慮がされている

こんな所にまでご配慮いただけるなんて感謝しかありません。

「そんな配慮まで?」と思わず唸りたくなるような徹底ぶりですが、一体どれだけの月日や試行錯誤を重ねたのでしょう?

お話をお聞きすると、実はホームタップの開発は2013年から始まっていたそうなのですが、そもそも「ビール容器にペットボトルを採用してよいものか?」とキリン社内で相当な議論があったそうなのです。そこから醸造家の方に何度も何度もサンプルをテイスティングしていただき、他にも酸素の混入量の計測や、様々な温度条件などでの経時変化を調査する為に、リリースするまでに非常に長い時間が必要だったという訳です。

なんとサーバー開発期間は実に3年。「工場つくりたてのビールのおいしさ」をどうしてもお届けしたいという想いが実り、おいしさ満足度97.7%(※1)という驚異的な数字で、会員のほぼ全員がその味わいのとりこになっていることが垣間見えます。

※1 会員アンケートデータに基づく。2019年2月実施 N=355

――「キリン ホームタップ」詳しくはこちら

飲んで感じるそのクオリティの高さ!

百聞は一見に如かず。さっそく私も「キリン ホームタップ」をいただきました。操作も非常に簡単で、レバーを押すだけでクリーミーな泡をビールに優しく乗せることができます。見た目でも「これは美味しいだろう!」と感じさせてくれますね。

見た目もさることながら、口に入れた瞬間驚きました!

「本当に美味い!」

今回はいただいたのは、一番搾りの最上位ブランド「一番搾りプレミアム」。香り・甘味・苦味・酸味・ボディ5つの味わいのバランスが取れているため、どんなお食事でも合わせやすく、幅広いシーンで味わってほしいという想いがここにも表現されています。

こだわりのビールが「工場つくりたてのおいしさ」で届くなんて。圧倒的なのは雑味のなさ。きれいな苦味とクリーンな喉ごしはもちろん、オフフレーバー(強くなるとビールの風味を損ねる成分)も全く感じられません。ホップのフレッシュな香りや麦芽の芳醇な味わいが生き生きと輝いているのが本当によくわかります。

こんなおいしさが本当に家で楽しめるなんて夢のよう…。驚きを超えてそのクオリティに感動しました。まさに工場で体験した「つくりたて」のあんなビールの味わいを思い出しました。

キリン ホームタップの楽しみ方も実に十人十色。おひとり様から恋人やご夫婦まで、家族構成にあわせていろんな使い方があるようで、平日は缶ビール、週末は手の込んだ料理とホームタップという使い分けもひとつのアイデア。筆者はサーバーごとベランダに持ち出して楽しむなど、様々なシーンでチャレンジしてみたいです。

「工場つくりたてのビールのおいしさ」が自宅に届く「キリン ホームタップ」。今回はキリンビールさんの想いに圧倒されました!後はそう、みなさんも実際に五感を持って確かめるしかないですよね!

ENJOY HomeTap !

[PR企画: キリンビール × ライブドアニュース]