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中国・上海市で開かれた通信関連見本市で掲げられた華為技術(ファーウェイ)のロゴ=2月(ロイター=共同)

 【上海共同】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の徐直軍輪番会長は24日、今年のスマートフォンの売上高が「少なくとも300億~400億ドル(約3兆3千億~4兆4千億円)減りそうだ」と述べ、最悪で昨年の5分の1になるとの見通しを明らかにした。米政権による半導体輸出規制が大きく響いた形だ。

 徐氏は北京市で開いた記者会見で昨年の売上高は500億ドルだったと説明した。他の事業でスマホ事業の損失を補うには、非常に長い時間がかかるとも語った。

 ファーウェイは2020年決算を今年3月に発表したが、スマホの売上高は明らかにしていなかった。