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AKB48のナンバーの振り付けを旅先で本気でアレンジし、「旅の思い出バージョン」を作っていく『AKB48踊る女子旅2』(ダンスチャンネル 後11・30ほか)が、12月23日(木)スタート。そんな女子旅をした下尾みう、安田叶、小林蘭の3人に、創作ダンスの見どころや2021年を振り返ってもらいました。

 

◆下尾さんが2度目、安田さんと小林さんは初めての番組参加となります。ロケを終えての感想を教えてください。

安田叶:『AKB48踊る女子旅』に初めて出演させていただくことを、私自身すごく楽しみにしていました。旅をしながら振り付けを作ることができるのか不安でしたが、絶景や建物などから得たインスピレーションを取り入れて作るという新しいチャレンジができてうれしかったです。

下尾みう:今回、動物を見てその動きを振り付けに取り入れるということを初めてやったんです。実際に動物を見ているとインスピレーションが湧いてきたので、また参加する機会があったら、動物と触れ合える場所を提案したいなと思いました。そして、今回は仕切る人がいなかったので、最初にメンバーを聞いた時は誰が仕切るんだろうとちょっと不安に思っていて…。

小林蘭:3人とも仕切りタイプじゃないですもんね…。

 

◆そんな中でどなたが仕切り役をやられたんですか?

下尾:(ロケを終えて)叶ちゃんが仕切りタイプなのかなと感じました。

安田:いやいや。みうさんの仕切りも良かったですよ!

下尾:そうかな~、でも無事にロケが終わって良かったです!

 

◆良いロケになったみたいですね。

小林:私はまず3人でやると知った時に、好きな先輩2人とで…(照)。

下尾&安田:かわいい~!

小林:ダンスが好きなメンバー3人で旅ができるなんて、楽しみだなって。1日ロケをしてとても楽しかったですし、好きな展望台や水族館も回れたので旅行感覚になりましたね(笑)。でも最後には汗をかくくらいのダンスも踊れて、充実した1日でした!

 

◆湘南の観光地を旅してきたわけですが、印象に残っている場所はありますか?

安田:なかなかロケへ行く機会がないですし、ましてや1日丸々のロケというのもあまりないので…。いろいろなところへ行けて、すごく思い出になりましたね。

下尾:私は、買い出しが好きでした。メンバーとお出かけして、買い出しをするという機会があまりないので、プライベート感もあってすごく良かったです。

安田:私は水族館ですね。なかなか行く機会がなくて、今回久しぶりに水族館でいろんな魚を見て、本当にきれいでした。

下尾:ハイテンションになっていたよね(笑)。

 

◆水族館にテンションが上がったと。

小林:「時間がないので移動してください!」とスタッフさんに言われちゃいましたもんね(笑)。

安田:そうそう。だから今度はゆっくり見られたらいいなって思いました。

小林:私は砂浜に行けたのがすごくうれしかったです。しかも、波が来ている海をバックに振りを考えるっていう斬新なことができたのも、すごく楽しかったです。

下尾:私たち、のみ込まれちゃうぐらいだったよね(笑)。

 

◆そんなロケ先で得たインスピレーションを基にダンスを考えてきました。最後には、バーベキューで調理した“ポテトサラダ”“肉巻き”“タラのホイル焼き”のインスピレーションで、ダンスの先生・小幸さんからダンスを教わっていましたが、実際にやってみていかがでしたか?

下尾:先生は“タラ(のホイル焼きを作る時)にバターを入れすぎちゃった”とか、私たちが感じたインスピレーションを基に体を動かしていたんですよ。私にはまだそういうアイデアがないので、そこの差をすごく感じましたし、「カッコいいな」「すごいな」って思いました。

安田:面白楽しく教えてくださって、すぐに覚えられました。たまに覚えられない振りとかもあるんですけど…。

小林:ありますね~(苦笑)。

安田:でも(先生の振りは)スッと入ってきて、教え方の工夫やコツがあるというのを知ったので、私もダンスが苦手なメンバーが困っていたらそんなふうにアドバイスできたらいいなって思いました。

 

◆先生の教え方がすごく上手だったんですね。

小林:私も本当に楽しくて、ずっと笑っていました。普段自分が踊っている振り付けでも、先生の手にかかったら、タラっぽくなって(笑)。

安田:ピタッとハマったよね(笑)。

小林:(腕をぐるぐるする振りも)普段やることもあるけど、肉巻きって言われたら「確かに!」って。

安田:まきまきしてるもんね(笑)。

小林:これからも振りをつくる機会があったら、参考にできたらいいなと思いました。

 

◆皆さんから「ダンスが好き」というのがとても伝わってきました。そんな皆さんが「このダンスが好き」と思うAKB48の楽曲を教えてください。

下尾:私、「ALIVE」の振り付けが好きで!

小林:分かります!

安田:いいですよね!

下尾:歌とすごく合っているんですよ。だから踊りやすいし、覚えやすくて。全国ツアーで私の出身地・山口県で公演があった時に自分で曲を決めさせてもらったんですが、オープニングの5曲の中に入れるくらい大好きな曲です。

安田:私は「UZA」ですね! ほかのダンス曲と違って、首を使ったアイソレーションが入っていたり、ところどころ難しいところがあったりして。体力を結構使うんですけど、魅せ方ひとつでいろいろカッコよさが出せるので好きです。

 

◆小林さんは?

小林:私は「近いのに離れてる」っていう曲です。

下尾&安田:分かる!

小林:滑らかなところもあるんですけど、サビは勢いとキレがあって、バンっと踊っていてとても楽しくて。

下尾:近すぎて、後ろの人に当たりそうになるよね(笑)。

安田:危ない、危ない(笑)。

小林:そうなんですよね(笑)。

 

◆もうすぐ2021年も終わります。今年達成できたことや、逆にやり残したことはありますか?

下尾:個人的には「選抜復帰したい」っていう目標がかないました。今年は私の思わぬ方向でいろんな人に見つけてもらえた年だったので、何にでも挑戦する気持ちを持ち続けていきたいなと思った1年でした。

安田:私、生誕祭の時に、「ダンスのお仕事をしてみたい」と言っていたんです。こういうダンスのロケ旅があったり、振り付けを考えてみたり、ダンスにより深く関われたかなと思うので、来年もまたダンスのお仕事ができたらいいですね。

小林:私は、身長160センチにするっていう目標を立てていたんですけど…。

安田:すごく伸びたよね!

下尾:私が163センチで目線が近いから伸びてると思う!

 

◆本当に背が伸びたんですね(笑)。

小林:実は生誕Tシャツとかにも、英語で「目指せ160センチ」って入れたりしていたんです(笑)。

下尾&安田:(笑)。

小林:なので、それが達成できたというのはありますね。あと、今までは頭の中で「これやろう」「あれやろう」と考えても、なかなかSNSで発信するまでいかなかったんです。でもこの半年ぐらいはやろうと思ったことを形に残せて、それをちょっとずつ見てもらえた1年だったかなと思います。

 

◆それでは最後に、番組の見どころを教えてください。

安田:振り付けを考えたりいろいろと頑張ったので、楽しんで見てもらえたらうれしいなと思います。

下尾:いつも“カッコいい”とか“きれい”を意識して踊っていましたが、今回は楽しい気持ちや思い出を存分に込めたダンスになっているので、見てほしいです。あと、私は2人の新しい一面を見つけられました。水族館へ行った時に、蘭ちゃんはサメが好きで、かなぶん(安田)はエイにすごく興奮したり、ウツボにも反応したりしていたので、そこに注目してほしいです。

安田:すごくかわいかったんですよね~。

小林:良かったですよね! お二人が言ったことはもちろんなんですけど、プライベートの話をしていた時もカメラが回っていたりして、私たちの素が見えると思うので、そこも入っていたら見どころです!

 

PROFILE

下尾みう
●したお・みう…2001年4月3日生まれ。山口県出身。AKB48チーム8 山口県代表およびAKB48チームAのメンバー。

 

安田叶
●やすだ・かな…2002年3月11日生まれ。埼玉県出身。AKB48チームKのメンバー。

 

小林蘭
●こばやし・らん…2003年10月7日生まれ。大阪府出身。AKB48チームKのメンバー。

 

番組情報

『AKB48踊る女子旅2』
ダンスチャンネル
初回放送:2021年12月23日(木)後11・30~ ほか
Amazon Prime Videoチャンネル「ダンスチャンネル オンデマンド」でも配信あり
https://www.amazon.co.jp/channels/dancech

番組HP:https://www.dance-ch.jp/all/akb48joshitabi2.html

photo/徳永徹 text/田中ほのか