江東区青海に設けられた2か所の体験コーナーでは、小中学生やその保護者がパラリンピックの競技に実際に触れることができます。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、参加は事前予約制で、2時間ごとにそれぞれ1000人に限定するほか、検温や消毒を徹底したうえで行われています。
体験できるのは車いすバスケットボールやボッチャなどおよそ10の競技で、このうち競技用の車いすでは、子どもたちが車輪についたハンドリムと呼ばれる部分を慣れない手つきでこぎ、慎重に動かしていました。
また、赤と青のボールを投げ合い白い的球にどれだけ近づけられるかを競うボッチャでは、力を加減しながら的球を狙い、競技の繊細さに触れていました。
車いすに乗った小学4年の女の子は「曲がるのが難しかったけど楽しかったです。競技にも興味を持ったので大会も見たいと思います」と話していました。
ボッチャを体験した小学3年は男の子は「的玉の近くに投げることができました。選手を頑張って応援したいです」と話していました。
この体験コーナーは来月5日まで設けられる予定で、会場では競技ごとにルールを紹介したパネルなども展示されています。