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 4年に1度の生涯スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)」の2021年5月の日本開催まで、今年5月であと2年となる。近畿を中心に2府8県にまたがり競技会場が置かれるため、観光を中心に経済的な波及効果に期待が高まる。なにしろ、これまでの大会参加者への分析では、半数以上が年収1千万円を超える富裕層だからだ。ただ、アジアで開催されたことのなかった大会だけに、日本での認知度は1割程度と低い。受け入れ準備はまだ本格化しておらず、早期の詳細な競技日程の公表を求める声も上がっている。