ラーニングポイント:仮説を立て、その仮説に基づいてロールプレイを進める。
1.人形6体を用いたロールプレイ
2.人形相互間の関係性やクライエント自身の投影されているものを分析する
【40代女性:マリッジカウンセラー:主婦】
カウンセラー役で30分のセッションをしました。
クライエント役の方から「軌道」という言葉が何度も
出たので、軌道を脱してはいけないと思っているのかな?
と思い、そういう方向(軌道を外さない方向)へ持って
いってしまったのですが、実は思いっきり軌道を外させて
あげていいのだということがわかりました。
自分の分析や判断に迷ったら、クライエントの方に一度
人形を動かしてもらい、本当はどう捉えているのかを
確認できることを学んだので、次回やってみようと思います。
【30代女性:鍼灸師:アロマセラピスト:心理カウンセラー】
箱庭で出てくるものはクライアントの方の日常だという言葉が
印象的でした。投影を進めるなかで、その方にとっての日常で
これはどんな意味があるのかということを考えながら
カウンセリングをしていくことが大切と感じました。
プレゼントワークによって自分の心の状態がこんなにも
変わるのかと実感できたこともとても勉強になりました。
『芸術療法初級:アドバンスファースト15:箱庭療法~ロールプレイ~』では
この講座では、人形が6体にまで増やしてロールプレイを行ないます。
6体の人形の関係性は?力関係は?
それぞれはどんな存在、役割で、どのように動いてゆくのでしょうか?
そして、それぞれクライエント自身の何が投影されたものなのでしょうか?
筋力トレーニングの際、負荷を段階的に増やしてゆくように、
ランナーが距離を徐々に伸ばして、力をつけてゆくように
箱庭療法をすすめてゆく「筋力」を鍛えてゆきましょう。