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最新OS、と言えば「Android 12アップデートすらまだ」という方が大半だとは思いますが、2022年の次世代Android OS、Android 13の新機能に関するちょっと興味深い情報がリークされていました。

Androidpoliceが信頼できる情報筋からの情報として伝えたもので、グーグルはコードネーム「Panlingual」と呼ばれるAndroid 13の新機能を開発中。
この機能ではユーザーがシステム全体の設定とは別に、アプリごとに言語設定を適用できるようになるとのことです。

これにより、例えば多言語話者であれば、ソーシャルメディアアプリはスペイン語に、システムUIやその他のアプリをデフォルトの英語設定のままにしておく、といった使い方できる模様。

この新機能の開発はまだ初期段階であると思われますが、現在、この機能を制御する新しい「アプリ言語」設定は、設定の既存の「言語と入力」画面、もしくは「アプリ情報」画面からも直接アクセスできるようになる予定とのことです。

現在でもアプリごとに言語設定をできるものもありますが(例えばGoogle Maps)、多くは単にシステムの言語設定に従うという仕組みになっています。

この新機能「Panlingual」、私のように日本語しか話せないユーザーにはあまり関係ありません。

ただ、バイリンガルの方などに聞くと、一部アプリの日本語訳は「酷い」ものも多く、逆に使いにくいといった声も。
こういった方はより自然な英語表示で使いたいアプリも結構ある模様です。

そう言えば、米国在住の日本人で、「英語は苦手だがGoogle Mapだけは現地に合わせた英語にしないと使いにくい」と言っていたのを思い出しました。

そういった意味で、Android 13のこの「新機能」は人によっては結構有用なのかもしれませんね。

ソース:Android Police