大相撲秋場所13日目、単独トップの横綱 照ノ富士は、関脇 御嶽海に寄り切りで勝って、2敗を守りました。
中入り後の勝敗です。
▽輝に栃ノ心は、栃ノ心が上手投げ。
▽豊山に英乃海は、英乃海が上手出し投げ。
▽碧山に剣翔は、碧山が押し出し。剣翔は負け越しました。
▽魁聖に翔猿は、魁聖が上手投げ。翔猿は負け越しです。
▽徳勝龍に照強は、照強が小手投げ。
▽志摩ノ海に一山本は、志摩ノ海が寄り切り。
▽宇良に千代ノ皇は、宇良が押し出し。
▽千代翔馬に琴恵光は、琴恵光が押し出し。
▽千代大龍に大栄翔は、大栄翔が押し出しで勝ち越しました。
▽若隆景に千代丸は、若隆景が寄り切り。
▽遠藤に霧馬山は、遠藤がはたき込みで3敗を守りました。
▽千代の国に隆の勝は、隆の勝が押し出し。
▽豊昇龍に玉鷲は、豊昇龍が突き出し。玉鷲は負け越しです。
▽隠岐の海に小結 逸ノ城は、逸ノ城がきめ出し。隠岐の海は4敗に後退です。
▽宝富士に関脇 明生は、明生が押し出し。
▽妙義龍に大関 貴景勝は、妙義龍がすくい投げで3敗を守りました。
▽大関 正代に阿武咲は、阿武咲が寄り切りで3敗を守りました。
▽関脇 御嶽海に新横綱 照ノ富士は、照ノ富士が寄り切りで2敗を守りました。
秋場所は25日の14日目に、3敗の阿武咲と遠藤、それに妙義龍の3人が敗れたうえで、結びの一番で照ノ富士が勝てば、千秋楽を待たずに2場所ぶり5回目の優勝が決まります。
各力士の談話
10勝目を挙げて3敗を守った遠藤は「体が動いた。思ったとおりの動きができたのであすも集中して頑張る」と気を引き締めていました。
新関脇 明生は6勝目を挙げ「落ち着いて、我慢して相撲を取ることができた。毎日、その日の取組に集中して自分の相撲を信じてやっていきたい」と話していました。
妙義龍は大関 貴景勝を破って白星をふた桁に乗せ「今までいろいろと考えすぎて勝てなかったが、きょうは思い切り踏み込んで当たった。優勝争いは特に考えていないが声援をもらえることに感謝してやっている」と話していました。
敗れた貴景勝は「負けたので、また頑張るしかない。またあすがあるので一生懸命頑張る」と話していました。
大関に勝って10勝目を挙げた阿武咲は「押し込まれて少し焦ったが、冷静さもあったのでよかった。やることは変わらないのでしっかり自分の相撲を取りきるだけ。きょうはきょう。あすもしっかり集中して頑張る」と話していました。
敗れた正代は「立ち合いはすごくよかったと思うが、詰めが課題だ。体もまだ動いているので思い切りいけたらいいかな」と話していました。
2敗を守って11勝目を挙げた新横綱の照ノ富士は取組後は何も語らず、国技館をあとにしました。