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<p>年末年始 最強寒波の影響は関東にも 山沿いは大雪 平野部は寒さ警戒 都心は初雪?(気象予報士 小野 聡子)</p><p>【年末年始 最強寒波の影響は関東にも 山沿いは大雪 平野部は寒さ警戒 都心は初雪?】 25日(土)から28日(火)頃にかけて、今シーズン最強の寒波が襲来。関東でも北部..</p><p>25日(土)から28日(火)頃にかけて、今シーズン最強の寒波が襲来。関東でも北部の山沿いで大雪に警戒。平野部は晴れても厳しい寒さや冷え込みに注意が必要です。31日(金)大晦日は東京都心で初雪の可能性も。</p><p>関東北部で、25日(土)18時から26日(日)18時までに予想される24時間降雪量は、多い所で、40センチから60センチ、その後、26日(日)18時から27日(月)18時にかけては、多い所で40センチから60センチの予想です。 群馬県みなかみ町藤原では、24日時点で、30センチ近くの積雪がありますが、ここからグッと増えて、この週末から週明けには1メートルを超えるほどの積雪になることもありそうです。群馬県みなかみ町、草津町、栃木県日光市土呂部なども、24日時点では数センチから10センチほどの積雪ですが、この週末から週明けにかけて、景色が一変するほどグッと増えそうです。 29日(水)と30日(木)は、北部の雪は一旦収まりそうですが、31日(金)には再び寒気が流れ込み、山沿いを中心に雪が降るでしょう。 一方、沿岸部では24日(金)夜遅くから25日(土)の明け方にかけて、雨の降る所がありますが、25日(土)の朝にはやんで天気が回復するでしょう。北部の山沿いは大雪になる一方で、平野部は年末にかけて、おおむね晴れるでしょう。 ただ、晴れても注意が必要なのは、気温の変化です。上空に強い寒気が流れ込むため、地上付近もグッと気温が低くなるでしょう。26日(日)から29日(水)頃にかけて、最高気温は、東京都心など軒並み10℃に届かない見込みです。最低気温も0℃前後と凍えるほどの冷え込みになりそうです。 31日(金)大晦日も晴れますが、夜には平野部にも雨雲や雪雲が流れ込む可能性があります。今シーズンまだ初雪が観測されていない東京都心や千葉など、気温が低くなると初雪の可能性もありますので、注意が必要です。 年越しに再び強い寒気 2022年初日の出は? 新年1月1日(土)も関東地方は平野部を中心におおむね晴れる見込みです。初日の出の時刻は、東京は午前6時51分、横浜は午前6時50分、千葉は午前6時49分です。早朝の時間帯も雲がほとんどなく、関東の沿岸部では、すっきりと澄んだ空に昇る初日の出が拝めそうです。初詣も空模様を気にすることなく、出かけられるでしょう。 ただ、この年越しに合わせるかのように、上空には再び強い寒気が流れ込み、地上付近もグッと寒くなりそうです。1月1日(土)の朝の最低気温は、東京で0℃くらい、宇都宮など北部では氷点下の冷え込みになりそうです。日中の最高気温も平年を大幅に下回り、東京は5℃の予想です。これまで以上に寒くなりますので、寒さ対策は一層万全にしてお出かけください。</p>