愛知県弥富市の中学校で、3年生の男子生徒が同学年の生徒に包丁で刺され死亡した事件で、学校側がきのう夜、保護者説明会を開きました。
きのう午前8時過ぎ、愛知県弥富市の十四山中学校で、中学3年生の男子生徒(14)が腹のあたりを包丁で刺され、死亡しました。
男子生徒の友人
「話がおもしろくて、あいさつもしっかりできて。生徒会活動をしたり、リーダー的な存在で、そんな子がいなくなって寂しい」
警察は、同学年で他のクラスの14歳の男子生徒を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
事件を受け、学校側はきのう夜、保護者会を開きました。保護者からは、スクールカウンセラーに関する質問や、受験生への配慮を求める意見が出たということです。
出席した保護者
「あしたから学校が怖くて行けないとなったときに、欠席すると受験に影響があると思うがどうするのか。学校は『欠席扱いにしない。心配せずに来られないなら休んでください』(と説明した)」
警察は、容疑を殺人に切り替えて、きょう、男子生徒の身柄を検察に送る方針です。