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かつては権威やキャリアと引き換えに医者を薄給でこき使ってきた大学医局だが、近年愛想を尽かす若手が続出し、残った医者のブラック労働化が深刻化している。そこに2024年から医者の労働時間の上限が設けられることになり、守れない病院にはペナルティーが課される。医者不足の地方の大学医学部で働き方改革に挑む、旭川医科大学の紙谷寛之教授がその苦労を語る。