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 政府は、緊急事態宣言の対象地域に北海道や宮城県、愛知県など8つの道と県を追加する方針について、専門家に意見を聞く会議で示しました。

西村康稔経済再生相
 「全国の重症者の数も急激に増加をしておりまして、昨日の重症者数1964名と、連日過去最多となるなど、医療状況、非常に厳しい状況になっております」

 政府は午前7時半から「分科会」を開き、北海道、宮城、岐阜、愛知、三重、滋賀、岡山、広島を宣言の対象地域に追加する方針を専門家に示しました。期間は27日から来月12日までとする方針です。また、まん延防止等重点措置を、高知、佐賀、長崎、宮崎の4県に新たに適用する方針です。

 方針通り了承されれば、宣言の対象地域は21都道府県に、重点措置の適用地域は12県となります。政府はこうした方針を午後の対策本部で正式に決定することにしています。