25日午後、静岡県熱海市の土石流現場で、土砂の搬出作業をしていた男性作業員が、操縦していたショベルカーとともに川に転落し、病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
25日午後4時頃、熱海市伊豆山の逢初橋付近で、土砂などの搬出作業をしていた小田原市の建設作業員(51)が、操縦していたショベルカーとともに3メートル下の逢初川に転落しました。
行方不明者の捜索にあたっていた警察官がショベルカーが転落するのを目撃し、消防に通報したということです。
男性作業員は、ドクターヘリで病院に搬送されましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。
警察が事故の原因を詳しく調べています。
7月3日に発生した熱海市伊豆山の土石流災害では26人が死亡、1人が行方不明になっていて、現場では行方不明者の捜索活動・土砂の搬出作業が続けられています。