『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(ダイパリメイク)にて、主人公とライバルに御三家ポケモンを授けてくれる「ナナカマド博士」。作中ではその活躍や素性があまり語られていないのですが、実はとても凄い人だったのです。
意外と知らない!?ナナカマド博士の素性
ナナカマド博士は、作中で「私は生まれて60年。いまだにポケモンと一緒にいるだけでドキドキする」と話すことから、年齢は60歳あたりだと思われます。また、しばしば無言で威圧してきたり、怒ると怖いという噂があったりするので、厳格な性格の持ち主と言えるでしょう。
しかし「マサゴタウン」にある「ポケモン研究所」の冷蔵庫を調べると、中には甘いものがたくさん入っていることがわかります。実は大の甘党だというナナカマド博士。好物は「ジョウト地方」の名物である「いかりまんじゅう」で、『ポケットモンスター プラチナ』では、「トバリデパート」の地下に売っている「いかりまんじゅう」を買いに訪れています。ただ、その時は売り切れだったそうで少しがっかりしていました。
そんなナナカマド博士が研究しているのは、ポケモンの進化について。作中では「ユクシー・アグノム・エムリット」3匹が、ポケモンの進化に関する何かしらの秘密を持っているのでは、と推察していました。
教え子と後輩は名だたるメンバー!
なお、皆さんにとっても馴染み深いあの「オーキド博士」は、ナナカマド博士の後輩に当たる人物であることが作中で判明しています。オーキド博士といえば、ポケモン研究の第一人者として有名であり、“ポケモンのタイプによる分類法”を提唱した人物。
そんな実績を持つオーキド博士ですら、先輩のナナカマド博士には頭が上がらない様子。TVアニメ版では、「ポケモン川柳」にばかりうつつを抜かしているオーキド博士に対して、苦言を呈する場面もありました。
そして、「シンオウ地方」のチャンピオンとして君臨する「シロナ」も、考古学者という面でナナカマド博士に師事しています。主人公が殿堂入りを果たした際には、その関係の深さをうかがわせていましたね。
ちなみに、『ポケットモンスター X・Y』に登場する「プラターヌ博士」も教え子の一人。彼は「メガシンカ」について研究していますが、もしかすると、ナナカマド博士の影響が大きいのかもしれませんね。
冒険中は“ちょっと怖いおじさん”といった印象の強かったナナカマド博士ですが、実は偉大な人物であることがわかりました。今後博士の研究によって、ポケモンの進化の謎は解き明かされるのでしょうか。