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H.モーザーからヘリテージ ブロンズ“SINCE 1828”が発表された。今後ヘリテージコレクションでsince 1828と銘打ったシリーズを展開していく計画で、本モデルはその第1作となる。2021 年 11 月 24 日から 28 日にかけて開催されるドバイ ウォッチ ウィークで発表され、H. Moser & Cie. およびそのパートナーで長年の信頼関係で結ばれたセディッキ、またはH.モーザー本社のオンラインプラットフォームで販売予定だが、日本ではNXONEにて受注を承っている。価格は2,502,500円。

1920 年代初頭に懐中時計を精巧なアタッチメントを用いて作り変えた腕時計からインスピレーションを得たヘリテージ コレクション。ヘリテージ ブロンズ“Since 1828”限定エディションでは、輝かしい創業者ハインリッヒ・モーザーの時代には時折使用されていたキリル文字のロゴを配したフュメダイアルを採用することで、コレクションの持つ歴史的な側面をさらに強く押し出した。H. Moser & Cie. の歴史に深く根差したこのヘリテージ ブロンズ“Since 1828”には、過去と現在の繊細なつながりが表現されている。ヘリテージ ブロンズ“Since 1828”は、シャフハウゼンを拠点とするブランドの豊かな伝統のモダンな象徴として、現代的で革新的なマニュファクチュールのおよそ 200 年にも及ぶ長い歴史を誇る H. Moser & Cie. を完璧に体現するモデルである。

ケースの素材として、H. Moser & Cie. は、時とともに変化し、パティナ(緑青)が濃くなるにつれて美しさを増すブロンズを採用した。まったく同じ経年変化をたどるケースはないため、最終的には、一つひとつがいわばユニークピースとなる。クラシックな趣の丸みを帯びたデザインで、先細のラグと刻みのある大型のリュウズを備えた。温かみのあるブロンズの光沢が、キリル文字の H. Moser & Cie. ロゴをあしらったブラックオア(光沢)仕上げを施したフュメ ダイアルのクールな色合いと魅力的なコントラストを成している。H. Moser & Cie. は、伝統と現代性の狭間に立ち、独特なカラーと素材を用いることで、このモデルのクラシックなデザインに波紋を投げかけている。ホワイトの線路型の分目盛りでモダンなルックスに仕上げ、剣形の針にはスーパルミノヴァ® のアクセントが施されている。一方で、立体感のある独特のアプライド数字には、どんな形状や色にも仕上げることのできる画期的なセラミック ベースの素材、グロボライト® を使用し、スーパールミノヴァ® が配合されている。

ヘリテージ ブロンズ“Since 1828”を駆動するのは、サファイアガラスのケースバックから覗く HMC 200 ムーブメントだ。自社で一貫して設計、開発、製造されるこのキャリバーには、系列会社の Precision Engineering AG が製造した調速機構が組み込まれている。名高いモーザー ダブルストライプで装飾された HMC 200 キャリバーのパワーリザーブは約 3 日間だ。

H.モーザー:h-moser.com/ja
NX ONE 銀座:https://nxone.h-moser.jp