【ワシントン共同】バイデン米大統領は24日、先進7カ国(G7)オンライン緊急首脳会議で、アフガニスタン駐留米軍の8月末までの撤退完了を目指す考えを改めて表明した。ホワイトハウスが発表した。バイデン氏は期限内の撤退完了について、イスラム主義組織タリバンが退避希望者の空港へのアクセス確保に協力するかどうかにかかっていると強調した。
一方、駐留米軍に対する過激派の脅威が増していると指摘し、米国を含む各国民の国外退避が遅れた場合に備えて緊急対応策をまとめるよう国防総省、国務省に指示した。退避状況次第で米軍駐留を延長させる可能性が出てきた。