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 旅行アプリや観光プロモーションを手がける株式会社Staywayは、9月22日~24日に千葉県銚子市で実施する「国内初のデジタルデトックス×銚子電鉄を活用したサウナワーケーション」の参加者の募集を開始した。募集期間は9月5日まで。

 銚子市内の宿泊施設に宿泊し、宿泊施設内のコワーキングスペースなどを利用できる。交通費、および宿泊費(1泊8000円〜1万円程度)は参加者の負担となるが、参加してアンケートに回答すると1万6000円が支給され、宿泊費分はほぼ補えるという。宿泊施設は朝食付き。コワーキングスペースの利用料は無料。

 23日には、銚子電鉄とのコラボレーションによる目玉企画「国内初のデジタルデトックス×電車サウナプログラム」が実施される。同プログラムでは、銚子電鉄の車両や地元の名所、名物を体験できる。プログラムの参加は無料。

 同プログラムの最初は、銚子電鉄の竹本勝紀社長による「熱いお話」。同社の経営難をあえて前面に押し出すかたちで話題となっている社長の講和を聴く。

銚子電鉄の竹本勝紀社長

 続けて、銚子電鉄の車両を利用した「電車サウナ」体験。車内をサウナのように利用するほか、サウナテントも併設。漁港で使われる「ダンベ」という容器を活用した水風呂も備えて「ととのう」のだという。その後は、地元で愛される銭湯「松の湯」、地元の中華ソバ「坂本ラーメン」を体験する。

電車サウナ体験のイメージ

地元の銭湯「松の湯」や中華ソバ「坂本ラーメン」もプログラムに含まれる

 本プログラムは“デジタルデトックス”もテーマとしており、プログラム中のPCやスマートフォンの持ち込みは禁止とされる。代わりにレンズ付きフィルム(使い切りカメラ)を配布し、プログラム終了後に撮影した写真をデータ等で渡すという。

 そのほか、日の出散歩ツアー、サーフィン、カヤック、農業体験などのプログラムも用意されており、任意で参加できる。

 なお、本イベントには参加条件が設けられている。ワーケーション体験に関して積極的に発信すること(発信方法は自由)、撮影・投稿した写真の二次利用をStaywayおよび銚子市に許諾すること、ワーケーション期間の様子の写真や記事がメディアに掲載されることを了承すること、終了後にアンケートに回答すること、の4点だ。

 本イベントは、銚子市が取り組むワーケーション事業の一環として行われる。同市ではワーケーションをきっかけとした長期滞在者を呼び込むことによって、市内の観光関連施設の稼働率の向上、地域経済の活性化に取り組んでいる。