今秋発売予定の新型Apple Watchこと 「Apple Watch Series 7 (仮称)」 は、41mmと45mmモデルの2ラインナップになる可能性があることがわかった。
現地時間24日、中国のリーカーが伝えたリーク情報を米メディアMacRumorsが伝えた。もし事実なら、Apple Watchは現行モデルからさらに大型化する可能性がある。
Apple Watch Series 7は41mmと45mmの2モデル展開に?
2015年に初めて登場したApple Watchは、これまでの6モデルで一度だけデザインを刷新している。初期デザインを採用したApple WatchとApple Watch Series 2、Apple Watch Series 3は38mmと42mmの2種類がラインナップされた。
そして2018年に発売した 「Apple Watch Series 4」 で、Apple Watchはシリーズではじめてのデザイン刷新を経験。画面端のベゼルを狭くすることで画面を大型化し、40mmと44mmの2種類のラインナップとなった。このデザインは、 「Apple Watch Series 5」 「Apple Watch Series 6」 にも受け継がれている。
Apple Watch Series 6
そして今秋発売の 「Apple Watch Series 7」 は、3年ぶりに本体デザインが刷新予定。今回のデザイン刷新で、41mmモデルと45mmモデルの2ラインナップになると、中国のリーカーが伝えている。
「Apple Watch Series 7」 は、iPhone 12シリーズのようなフラットなデザインを採用する予定。このフラットなデザインはディスプレイのさらなる狭額縁化を推進し、画面がわずかに大きくなるというが、それに伴いケースサイズもわずかに大きくなるようだ。
既存のApple Watchユーザーが気になる点は、これまでのApple Watchバンドが使えるのかどうか。この点について中国のリーカーは新型モデルと旧バンドは互換性があるとしている。つまり、これまでに買い足してきたApple Watchバンドは 「Apple Watch Series 7」 以降でも使えるとのこと。
38mmと40mmモデル用のバンドは、41mmモデルで、42mmと44mmモデル用のバンドは45mmモデルで利用できるという。
「Apple Watch Series 7」 に関する噂をすこしまとめてみる。「Apple Watch Series 7」 は、フラットなデザインを採用することで画面が大型化。さらに、新しいラミネーション技術の採用でディスプレイとガラスパネルとの間の隙間を減らす工夫がなされるという。
Apple Watch自体の厚みは現行モデルからすこし増えるとのこと。ユーザーが気付くレベルの違いではないとのことだが、少なくとも薄型化することはなさそうだ。また、Apple Watchの性能を引き上げる新プロセッサ、改善されたUWB (Ultra Wide Band:超広帯域無線通信) も搭載されるとも噂される。
「Apple Watch Series 7」 は、来月に開催されるとみられる新製品発表イベントにて、新型iPhoneと同時に発表されることが予想されている。
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