クアルコムが11月30日~12月2日の日程で開催される「Snapdragon Tech Summit 2021」で発表する次世代ハイエンド向けチップ、スナドラ898こと「Snapdragon 8 Gen 1」。
2022年版のXperiaやGalaxyなどなど、大半の次期ハイエンドモデルに搭載されることは確実である一方で、先日Mediatekが「本気」のフラッグシップ向けチップ、Dimensity 9000を発表。
一部では「スナドラ超え」とも言われており、両者の性能差については非常に気になるところです。
そんな中、この最新チップセット、Snapdragon 8 Gen1のAntutuベンチマークスコアとされるスクリーンショットが初めて発見された模様です。
スコアはなんと100万ポイント超え!
Snapdragon8 Gen 1の「内部ランニングスコア」とのことなので、おそらく同チップを搭載したリファレンス機によるものである可能性が高そう。
ただ、これが本物かどうかは不明、ともコメントされています。
一方、Snapdragon 888の平均的なAntutuベンチマークスコア70万台後半から80万台前半といったところなので、もし本物であれば前チップからのベンチマーク性能は25%ほどアップ、ということに。
このSnapdragon 8 Gen1については先日、別の有名リーカーがGeekbenchのマルチスコアで3900ポイント程度になる、という情報を提供していました。
これが事実であれば、SD888→SD8 Gen1のベンチスコアの向上幅は良くてい1割程度ということになりますが、今回のAntutuスコアを見る限りでは順当な性能向上を見込めそう。
ちなみにAntutuベンチマークで100万ポイント超え、といえば先日正式発表された「Dimensity 9000」。
発表ではSnapdragon超えの「自信満々」といった感じで、実際、発表時には「AnTuTu100万点を超え」を明言したとか。
ベンチマークスコアは必ずしも実使用での性能を反映すものではありませんが、少なくともベンチマーク上での性能はこのSnapdragon 8 Gen1とDimensity 9000はほぼ互角になる可能性がでてきたということになります。
ソース:Weibo