【ワシントン共同】菅義偉首相は24日(日本時間25日)、バイデン米大統領と米ワシントンのホワイトハウスで会談し「自由で開かれたインド太平洋」構想の推進に向け、日米同盟を強化する方針を確認した。首相はこれに先立つ日米とオーストラリア、インドの4カ国首脳会合でバイデン氏に対し、米政府が東京電力福島第1原発事故後の日本産食品の輸入規制を撤廃したことへ謝意を伝えた。
会談は約10分間と短時間。両首脳の対面協議は3回目となる。
首相は会談後、記者団に「バイデン氏との信頼関係の下、日米は同盟のさらなる強化に取り組み、両国の絆を強めることができた」と強調した。