国税庁は25日、令和2事務年度(昨年7月~今年6月)の所得税などの調査で、所得の申告漏れの総額が前年度に比べ29・3%減の5577億円だったと発表した。同庁は「新型コロナウイルス禍で、電話や文書ではなく訪問して調査する件数が減った影響ではないか」とした。高所得者ら「富裕層」1件当たりの申告漏れは2259万円で、富裕層対象の統計を始めた平成21年度以降で最高額。
国税庁は25日、令和2事務年度(昨年7月~今年6月)の所得税などの調査で、所得の申告漏れの総額が前年度に比べ29・3%減の5577億円だったと発表した。同庁は「新型コロナウイルス禍で、電話や文書ではなく訪問して調査する件数が減った影響ではないか」とした。高所得者ら「富裕層」1件当たりの申告漏れは2259万円で、富裕層対象の統計を始めた平成21年度以降で最高額。