2021年9月18日(土)・19日(日)、神奈川・ぴあアリーナMMにて『Kiramune Presents Hiroshi Kamiya LIVE TOUR 2021 “Sunny Box”』が開催されました。
2009年より音楽活動をスタートさせ、今年で12周年を迎えた神谷浩史さん。今回の公演は2016年に行われたライブから、約5年ぶりのソロでのステージとなりました。
ツアー最終日となる神奈川公演は、大阪公演(2021年8月14日(土)、15日(日)・オリックス劇場にて開催)から約1ヶ月後に行われ、ファンタジックなステージを繰り広げました。本稿では、ツアーファイナルとなる最終日の模様をお届けします。
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“Sunny Box”ツアーファイナルが幕開け!
会場内はファンが神谷さんのKiramuneメンバーカラー・紫のペンライトで会場内を美しく染め上げ、開演前から会場内を盛り上げます。幻想的なムードが漂う中、ステージセンターのスクリーンに映し出された晴れ空の映像とともに、神谷さんがクレーンに乗って登場。
神谷さんの「“Sunny Box”最終日、始まるよ!」というかけ声とともに、始まりを告げる曲「Precious Moments」でライブは幕を開けます。
その後、客席に向かって優しい笑顔で手を振り続けながらステージへ上がり、「BRAND NEW WAY」、「虹⾊蝶々」を披露。カラフルな虹色ライトを浴びながら、神谷さんのふんわりと包み込むような優しい歌声が会場に響き渡ります。
最初のMCパートでは、神谷さんが「みなさん、こんにちは! 改めまして、神谷浩史です。ライブツアー2021“Sunny Box”へようこそ!」とご挨拶。
続けて、「本当は去年(公演を)やる予定だったんですけど、今年仕切り直しまして大阪公演を経て、ついに神奈川公演を迎えることができました。ありがとうございます! 1年お待たせいたしましたので、その分みなさんと楽しい時間を過ごしたいと思っております」と来場者に感謝を告げると、会場のファンがその言葉に答えるように拍手を送ります。
さらに、生配信で見ているファンにも、しっかりご挨拶する心配りを見せるのが神谷さん。「安全対策をバッチリ守りながら、みなさんと一緒に過ごしていきたいと思います。今日は1日、思い切り楽しみましょう!」とメッセージを送りました。
10年を超えるアーティスト活動を振り返るMC
「さぁもう1回、夏を呼び込んじゃおうぜ!」というかけ声で始まったのは、「VIVA LA FESTA!!」。ダンサーとともにボックスステップを軽やかに踏みながら、笑顔でダンス。神谷さんの伸びやかな歌声と同時に、ファンも歌詞に合わせてカウントの合いの手を入れながら、お祭りムードを作っていきます。
続けて歌ったハイテンションナンバー「ハレバレハート」では、ステージの端から端まで走り回り、ダンサーと一緒に大きくジャンプ! 「まあるい気持ち」では、優しい笑顔を浮かべ、ファンをまあるい気持ちにさせていきます。
熱い恋心を歌った「Summer Storm」、「Chuuu!!!」では、大人でセクシーな神谷浩史を表現。ステージ上の1輪の赤いバラを掴み取り、熱い眼差しを会場に向けるシーンも。
MCでは10年を超えるアーティスト活動について、神谷さんが「多くのクリエイターの方々にいろいろな才能を貸していただき、素晴らしい楽曲たちに恵まれる。そんな幸せな状況がありました」と振り返ります。そして去年予定していたライブセットリストを変更し、「今回また新たにセットリストを組み直し、1曲でも多く素敵な楽曲たちを拙い歌ではありますけど、気持ちを込め、趣向を凝らして、みなさんにお届けできればと思っていますので、よろしくお願いします!」と伝えると、(新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策のため)歓声を上げずにいたマナーを守っていた場内のファンが大きな拍手で応えました。
ライブならではのスペシャル企画、アコースティックライブ!
軽やかなピアノ楽曲が印象的なメロディアスなナンバー「mille crepe」では、優しく伸びやかな歌声を聞かせます。その後は神奈川公演限定のメドレーとして「明日へのバトン」、「影もまた真なり」、「シリカゲル」、「HA-RE? GO!」の4曲を披露し、「ありがとうでした~!」と照れた表情で笑顔を浮かべます。
そして神奈川公演スペシャルバージョンとして、アコースティックコーナーも。「Hello my shadow」、「スケッチブックドリーム」、「my diary」をアコースティックギター、キーボード、バイオリン、サックス、トランペットといった楽曲構成でしっとりと丁寧に歌い上げます。