もっと詳しく

Microsoft(マイクロソフト)は、Xboxクラウドゲーミングをできるだけ多くのデバイスに提供するという同社の計画の次のフェーズに進みつつある。これはこれまでで最も重要なステップの1つだ。2021年末のホリデーシーズンから、Xbox Game Pass Ultimateの加入者は、Xbox Series X/SとXbox Oneのコンソールでクラウドゲーミングを利用できるようになる。

Gamescomのショーケースで今回の発表を行った同社は、100以上のゲームをダウンロードせずに起動できるようになると述べている。将来的には「Microsoft Flight Simulator」など、Series X/Sの一部のゲームをクラウド経由でプレイできるようになる予定だ。クラウドゲーミングに対応しているゲームは、Game Passライブラリ内でタイトルの横にクラウドアイコンが表示される。Microsoftは、1080p、60fpsのゲームプレイを目標としている。

Xboxクラウドゲーミングは、すでにスマートフォン、タブレット、PCで利用可能だ。またMicrosoftは、Xboxゲームストリーミングスティックや、スマートテレビ用クラウドゲーミングアプリの開発も進めている。同社は2021年夏、Xbox One Sベースのブレードサーバーでサービスを開始した後、より高性能なXbox Series Xハードウェアにクラウドゲーミングを移行し始めた。

編集部注:本稿の初出はEngadget。著者Kris Holt(クリス・ホルト)氏は、Engadgetの寄稿ライター。

関連記事
マイクロソフト幹部が携帯ゲームPC「Steam Deck」でXboxクラウドゲームが快適に遊べたと賞賛
1996年の初代「Quake」が復活、PC・PSなどクロスプラットフォーム8人対戦対応で新規拡張パックも
E3 2021まとめ「Xbox Game Pass、ゼルダは息を吹き返す、ソニーはまた不参加」

画像クレジット:Microsoft

原文へ

(文:Kris Holt、翻訳:Aya Nakazato)