俳優の坂上忍(54)が25日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜後2・28)に出演。一般人には到底真似できない、ギャンブルへの強烈過ぎる賭けっぷりを明かした。
坂上は芸能界きっての競艇ファンとして知られ、「20年ぐらいは年末、大晦日、(1年分のギャラを)ホントに全部いってました」と明かす。その理由も独特。「引き受けた以上、お仕事はちゃんとやんなきゃというのはあるけど、もともとそんなに勤労意欲がある方じゃないんです」とポツリ。それを踏まえて、「だから年末に2つの気持ちがあって、持ってるものを全部いって、勝ったら(翌年は)働かないで済むかもしれないという欲と、すったらお金がないんだから働かざるを得ないという両方の思いが…」と包み隠すことなく話した。
実は過去に大勝した経験がある。「どえらい勝ちました。(仕事を)1年休みました」と少し誇らしげだ。逆に1日に最も負けた金額については「おおよそ6000万です」とキッパリ。これを聞いたMCの「ナインティナイン」の岡村隆史(51)が驚きつつ、「6000万あったら…って、我々は思っちゃいますけどね」と口にすると、坂上は「僕だって思ってます」と苦笑い。その上で、「倍になったら1億2000万。そうしたら来年仕事しなくていいわけじゃないですか。それが1レース、1レース、やっていく毎に崩壊していくわけですよ。その精神状態ってのは、心拍数を計ったら『この人、死ぬんだろうな…』ぐらいになってますよ」と口にして、周囲を笑わせた。
実は今は年末の大勝負から“卒業”済み。坂上は「動物をお世話する施設を作っているので、(金を)ドーンと突っ込んで。それで残ったのをボートに突っ込んで。ホント、金ないですよ」と口にして、世間のイメージほどに貯金がないことを訴えた。