25日午後、横浜市戸塚区のバス停でバスを待っている人の列にワゴン車が突っ込み、女性2人が死亡、2人がけがをしました。
記者
「バス停にワゴン車が突っ込みました。けが人が複数人いる模様です」
ワゴン車の前方部分は大きくひしゃげ、根元から曲がった標識の下には帽子が落ちていました。
午後2時半ごろ、横浜市戸塚区のバス停で、バスを待っている人の列にワゴン車が突っ込みました。この事故で、横浜市に住む大沢弥生さん(45)と渋谷幸恵さん(56)の2人が胸などを強く打って死亡、他に70代の男女が軽傷です。
歩道を走ってきたというワゴン車。目の前で事故を目撃した人は・・・
事故を目撃した人
「すごいですよ、音。駐車場を掃除してたんですよ、目の前で。バス停に5人ぐらいいたと思う。そのときにワゴン車がばっと出てきて。けが人は全然動かなかった、2人は完全に。お母さんだと思うけど、泣き崩れて娘さんみたいな人をさすっていた」
警察は、ワゴン車を運転していた71歳の会社員・佐藤次守容疑者(71)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕。調べに対し、佐藤容疑者は・・・
佐藤容疑者
「交通事故を起こし、けがをさせたことは間違いありません」
現場は、JR東戸塚駅から1キロほど離れた国道1号沿い。横浜駅と戸塚駅を繋ぐバスなどが止まるバス停です。2年前に撮影された画像には、10人以上がバス停に並ぶ様子が。生活の足として利用する人も多いことがうかがえます。
警察は、容疑を過失運転致死傷に切り替えて捜査しています。