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 東京・港区の白金高輪駅で、男が硫酸とみられる液体を男性にかけて逃走した事件で、男は別の駅から電車を乗って逃げたとみられることがわかりました。

 男はおととい夜、会社員の男性(22)に向かって硫酸とみられる液体をかけました。被害にあった男性は顔や背中などをやけどし、6か月の重傷で、「目が開けられない」と話しています。また、床にこぼれた液体に滑って転んだ女性(34)も軽いけがをしました。

 男は駅の改札口付近から男性のあとをつけ、「手袋」は犯行の直前につけたとみられています。そして、男性との距離を詰め、追い抜きざまに液体をかけて駅の外に逃走しましたが、その後の取材で、この男は別の駅から電車に乗ったとみられることが新たにわかりました。

 警視庁は、男が男性を狙って犯行に及んだ可能性が高いとみて、傷害の疑いで行方を追っています。

【情報提供】
 警視庁高輪警察署
 03-3440-0110