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販売手数料の高さから、銀行などが積極的に勧誘している「外貨建て保険」。商品性が難解なこともあり、契約後トラブルに発展するケースも少なくありません。複雑な商品にもかかわらず、高齢者はなぜ外貨建て保険に手を出してしまうのか。朝日新聞経済部でかんぽ生命の不正販売問題も担当した柴田秀並氏が、保険勧誘の「禁じ手」を使ってまでセールスする銀行員と、「よく理解しないまま」契約してしまった高齢者との間に起きた事例を紹介します。※本記事は、柴田秀並著『生命保険の不都合な真実』から一部抜粋・再編集したものです。